おすすめ治具を紹介!プラモデル・ガンプラの作成に役立つ(かも)

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治具っていう言葉をご存知ですか?治具の読み方ですが、(じぐ)って読みます。
これは、プラモデルやガンプラを作る時に、「あると超便利な道具」のことです!(なんかアバウトな説明だな。。。) Google先生によると「加工や組立ての際、部品や工具の作業位置を指示・誘導するために用いる器具の総称。」ってありました。(参照:ウィキペディア「治具」より)
この定義からは少し外れるかもしれないんですけど、今回はプラモデルやガンプラを作るとき、また何らかの加工するときに「用意しておくと便利な自作の道具」というくらいの位置づけで、僕の治具をいくつかご紹介してみます!

自作治具「スコヤくん」

この治具は、ちいさいプラ板を、きれいに並べて貼り付けるときに使用するものです。例えば「しいたけディテール」を作成するときですね。こういう治具が無いと製作不可能だ!と思ったので、アホな頭で考えて、この形状にいきつきました。実際に使ってみると、すごく便利だったので、おすすめしちゃいます。名前は「スコヤくん」っていいます。僕が勝手につけましたw。

ちなみに「しいたけディテール」っていうのは、↑こういうやつです。詳しくは、この記事に書いています。これは上級者向けの工作でして、僕はへたへたですw

治具「スコヤくん」の作り方

さて、治具「スコヤくん」の作り方ですが、作り方は簡単なんです。アルミサイコロ 30mmに、厚さ1ミリのアルミ板30×40を瞬着で貼り付けてるだけです。材料は東急ハンズで買いました。この材料を手に入れるのが大変かもしれないです。アルミ板はネットだとモノタロウで売っています。アルミサイコロは20mmならAmazonにありました。30mmは、ちょっと探したけど、見つからなかったです。20mmだと、ちょっと小さいかもしれないですね。すまん。。
アルミ板の切断はPカッターで何度も繰り返してなぞって、ある程度のところまでいったら、あとは手でグニグニして折るように切断します。Pカッターを使う時には、金属の削りかすでケガをしないように注意です。あと、切断面は手を切りそうで危ないので、ちゃんとペーパでならしてください。

治具「スコヤくん」の使い方

この写真でわかるかな? プラ板を張り合わせていく時、壁がL字になっているから、壁の角に押し付けるようにして、プラ材をキレイに揃えることができるんです。これ、手でやろうとしたり、クリップとか使っても、上手くいかないんですよ。でも、スコヤくんを使えば大丈夫です! イエイ!

この写真の方が分かりやすいかも? 「しいたけディテール」作成以外にも、使いどころは、いろいろあったはず(その場その場で手を動かしているので、いまは思い出そうと思っても思い出せない、すまん)。ちなみに、この治具の材質をアルミで作っているのは、理由があります。接着には、流し込み接着剤を使うじゃないですか? すると溶け出したプラスチックが、台座に溶け出してしまうんですよ。なので、もし「スコヤくん」をプラスチックで作成していると、、、あとは言わなくても分かるな?(笑)

ということで、アルミで作っているので、いくら汚れても、ツールウォッシュで掃除が可能なのです。ちなみに僕は、掃除用のツールウォッシュを、接着剤の空き瓶に入れたりしています。フデがついているので、ちょっとしたときに使い勝手がいいんですよ。オススメの小技です。

自作治具「コテイくん」

  

これはガイドボックスみたいな役割です。ウェーブの「レザーのこ&カッティングガイドボックス」という製品があるんですけど、それに似てますね。名前は「コテイくん」。作り方は単純で、木材を木工ボンドでくっつけただけです。木材は東急ハンズで購入しました。

こうやって切断したいものを置くのです。プラパイプとか、丸い木材とかですね。

そーすると、こんな感じで切りやすい、っていうことですね。なんかシンプル過ぎて、他に説明できることが思いつかない(笑)

あと切り出した後に、切断面をヤスリでツライチにするときにも使えます。そういえば、ツライチに関しては、別の治具「タイラーくん」も作ったので、よかったらこちらもご参照くださいなのです。

【プラモデル】パーツを歪めずに紙やすり(ペーパー)で表面処理ができる!おすすめ治具「タイラーくん(仮名)」の作成方法について

2017.03.31

 

自作治具「ドダイくん」

これ、治具といっていいのかわからないんですけど、ていうか明らかに治具ではないよな?って感じですけど、勢いでご紹介します(笑) エアブラシ(ハンドピース)を置く台座です。名前は「ドダイくん」です。これはタミヤのエアブラシスタンドとか、エアテックスのエアブラシホルダーなどの市販品でもいいんですけど、僕は段ボールで自作しました。お金をケチったっていうのもあるんですけど、この方が使い勝手がいいと思ったんです。それにしてもこの写真、変なパースがついてて、見ていて目がクラクラするな(笑) なんかごめん。

 

こんな感じで作っています。エアブラシで塗装するなら、台座は絶対に必要なんですよ。片手で塗料をエアブラシのカップにいれることは、ほぼ不可能ですからね(横山宏先生は、ついに片手でできるようになったそうですがw)。

治具のアイデアが詰まったオススメ本

いろんなプラ板工作法が掲載されている本があるんですよ。「ガンダム スクラッチ ビルド マニュアル2」という本なんですが、この本には、プラ版加工法と共に、いろんな治具が掲載されています。アイデアがめちゃくちゃ豊富なので、読んでいるだけでも面白いですし、治具を自分で作成するためのアイデアや思考が学べると思います。この本に載っている「スライド定規」には、本当に感心しました。感動して、僕もプラ板で作成したくらいです(笑) 本のレビュー記事も書いてます。

ガンプラの改造方法が完璧に分かる本!「ガンダム スクラッチ ビルド マニュアル1&2」

2016.07.08

まとめ

治具っていうのは、その場その時に応じて、必要になります。針金1本を曲げるにも、治具を用意したりします。たくさんのモデラーさんが、たくさんのアイデアを発表されているので、いいなと思ったものは、どんどん盗んでいくといいと思いますよー。今回ご紹介した「スコヤくん」「コテイくん」「ドダイくん」たちも、ネーミングの良し悪しはさておき(笑)、もしいいなと思ったら、どんどん盗んじゃってくださいー!

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