マシーネンクリーガーのラクーンを作っています
前回は基本塗装まで行いました
今回の記事は
マシーネンクリーガー「ラクーン」制作記(8)
でもあるんですが、エポキシパテを使ったので
「エポキシパテの盛り方(使い方)」
ということでエントリーしてみます
読まれている側としては面食らうような展開かもしれませんが
ご容赦くださいー
![1384183387.jpg](https://plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/1384183387s.jpg)
今、この子を製作しているんですが
関節部分にシーリングの表現を加えてみようと思います
それには色んな表現方法があると思うんですけど、
今回はエポキシパテを使ってみます
慣れている方にとっては
なんてことない内容なんですけど
僕は最初はパテの使い方が分からなかったんです
(なんか「パテ」って聞くと、敷居が高いような気がしてました)
ですから初心者の方が読めば、
参考になる部分がきっと、
きっとあるハズです←しつこい
エポキシパテとは
エポキシパテは粘土のようなパテで
硬化するまでに造形(塑像・そぞう)が可能なパテです
硬化後は彫刻も可能です
ちなみに「立体を作るときに粘土を盛り上げていく方法が塑像、
塊から彫っていくことだけを彫刻というのが正解です。これ覚えておこう」
とのことです(モデリングブックp017より)
今回はウェーブの軽量・グレータイプを用意しました
硬化時間は3時間だそうです
ちなみにパテには「エポパテ」のほかに
「ラッカーパテ」「ポリパテ(ポリエステルパテ)」というのもあります
これらはドロドロしたパテで造形には不向きです
蛇足ですがポリパテとエポパテって単語が似ているんで
僕は覚えるまでに月日を要しました(笑)
エポキシパテの使い方
![1384183619.jpg](https://plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/1384183619s.jpg)
- エポキシパテ
- アクリル溶剤
- スポイト
- 万年塗料皿
- 竹串
- シールの台紙
を用意しました
アクリル溶剤は手にベタベタさせないための
薄め液として使います
メンタムでもいけます
スポイトはアクリル溶剤を
万年塗料皿に吸い出すためのものですね
ビンを傾けるなんてやり方では
ドボドボ出るんで止めといた方がいいと思います(笑)
竹串は造形するためのもの
アクリル溶剤に浸しながら使います
シールの台紙はツルツルするので
パテを一時的に乗せる台座として使います
![017731e9c12988f2c36aac74bf147e72f3146a3bfb.jpg](https://plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/017731e9c12988f2c36aac74bf147e72f3146a3bfbs.jpg)
(追記)
用意するものとして、
場合によっては以下を揃えておくと
いいかもです
- 手袋(オカモトの「プラフード」は破けにくいのでオススメです)
- スパチュラ(いろんな形状がありますので色々探してみてください)
- PP製の板(100均の粘土板でもオーケーです)
- のばし棒(100均の粘土コーナーにあります)
- 消毒用エタノール(上に書いたアクリル溶剤でもオーケーですが、こちらのほうがお得です)
- 絵皿(消毒用エタノールの入れ物・画材屋にあります・陶器製なので安定性があり、掃除もしやすくオススメです)
- ジップロック(なるべく乾燥を防ぐために、使用したパテを入れておきます)
![1384183693.jpg](https://plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/1384183693s.jpg)
エポパテは白とグレーの二種類が同梱されてて
これを1:1で混ぜて使います
この時にハサミやカッターで切るなんて
説明書に書いてあるんだけど
以前、それを信じてやったら
ハサミにベタベタくっついてしまったので
それ以来は竹串で切り取ってます
(追記)
すみません、ハサミでも切れます
ハサミを使う前に消毒用エタノールで濡らしておくと
切りやすいと思います
また、使った道具は
すぐにエタノールで拭き掃除しておくと安心ですね
(掃除せずに放置しておくと固まって取りづらくなります)
![1384183864.jpg](https://plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/1384183864s.jpg)
二つのパテをぐるぐるに混ぜていきます
クロワッサンみたい(笑)
バーナーでブリュレすると混ぜやすいらしいんですけど
ガスライターを持ってないのでそのまま混ぜていきます
(追記)
パテが乾燥して混ぜづらい時に、火で炙ると混ぜやすいです
パテを竹串などに突き刺せばガスライターでもいけます
ただし、やけどなどに十分注意してください
![1384184020.jpg](https://plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/1384184020s.jpg)
こんな感じで一色になるまで混ぜます
しっかり混ぜないと硬化しないので注意です
![1384184232.jpg](https://plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/1384184232s.jpg)
台紙にとって大きさをそろえている最中です
長細い形にしてるのは
硬化スピードを遅らせる意味と
巻き付けやすい形にする意味で
行っています
カタマリにしてると、その分硬化が早くなるそうですよ
(追記)
前述した「粘土板」と「のばし棒」を使って、
生地を伸ばすようにパテをペラペラにしてから
必要な分を切り取って使うと、やりやすいかもです
![1384186642.jpg](https://plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/1384186642s.jpg)
で、竹串を使って関節部分に
シーリング表現を行いました
んー、ハッキリ言って僕、下手ですwwww
だって初心者なんだもんー
それでも初心者としての
コツらしきものを記しておくと
・100点の造形は目指さない
・80点の形ができたら、それ以上は触らない
ことなんじゃないでしょうか??
こういうのは、あまり時間をかけずに
サッとやって終わらせた方が
かえって完成度は高いような気がします
あくまで初心者の場合ですけど・・・
手をかけたほうが、それだけ良いものが
できそうな気がするけど、実はそれは気のせいで
実際は違うような気がします
できるだけ少ない手数で終わらせるようにやるのが
コツなんじゃないかしら?
うん、間違ってたらゴメンなさい・・・
以上、初心者向けのエポパテの使い方についてでした
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