マシーネンクリーガーのラクーンを作っています
前回は基本塗装まで行いました
今回の記事は
マシーネンクリーガー「ラクーン」制作記(8)
でもあるんですが、エポキシパテを使ったので
「エポキシパテの盛り方(使い方)」
ということでエントリーしてみます
読まれている側としては面食らうような展開かもしれませんが
ご容赦くださいー
今、この子を製作しているんですが
関節部分にシーリングの表現を加えてみようと思います
それには色んな表現方法があると思うんですけど、
今回はエポキシパテを使ってみます
慣れている方にとっては
なんてことない内容なんですけど
僕は最初はパテの使い方が分からなかったんです
(なんか「パテ」って聞くと、敷居が高いような気がしてました)
ですから初心者の方が読めば、
参考になる部分がきっと、
きっとあるハズです←しつこい
エポキシパテとは
エポキシパテは粘土のようなパテで
硬化するまでに造形(塑像・そぞう)が可能なパテです
硬化後は彫刻も可能です
ちなみに「立体を作るときに粘土を盛り上げていく方法が塑像、
塊から彫っていくことだけを彫刻というのが正解です。これ覚えておこう」
とのことです(モデリングブックp017より)
今回はウェーブの軽量・グレータイプを用意しました
硬化時間は3時間だそうです
ちなみにパテには「エポパテ」のほかに
「ラッカーパテ」「ポリパテ(ポリエステルパテ)」というのもあります
これらはドロドロしたパテで造形には不向きです
蛇足ですがポリパテとエポパテって単語が似ているんで
僕は覚えるまでに月日を要しました(笑)
エポキシパテの使い方
- エポキシパテ
- アクリル溶剤
- スポイト
- 万年塗料皿
- 竹串
- シールの台紙
を用意しました
アクリル溶剤は手にベタベタさせないための
薄め液として使います
メンタムでもいけます
スポイトはアクリル溶剤を
万年塗料皿に吸い出すためのものですね
ビンを傾けるなんてやり方では
ドボドボ出るんで止めといた方がいいと思います(笑)
竹串は造形するためのもの
アクリル溶剤に浸しながら使います
シールの台紙はツルツルするので
パテを一時的に乗せる台座として使います
(追記)
用意するものとして、
場合によっては以下を揃えておくと
いいかもです
- 手袋(オカモトの「プラフード」は破けにくいのでオススメです)
- スパチュラ(いろんな形状がありますので色々探してみてください)
- PP製の板(100均の粘土板でもオーケーです)
- のばし棒(100均の粘土コーナーにあります)
- 消毒用エタノール(上に書いたアクリル溶剤でもオーケーですが、こちらのほうがお得です)
- 絵皿(消毒用エタノールの入れ物・画材屋にあります・陶器製なので安定性があり、掃除もしやすくオススメです)
- ジップロック(なるべく乾燥を防ぐために、使用したパテを入れておきます)
エポパテは白とグレーの二種類が同梱されてて
これを1:1で混ぜて使います
この時にハサミやカッターで切るなんて
説明書に書いてあるんだけど
以前、それを信じてやったら
ハサミにベタベタくっついてしまったので
それ以来は竹串で切り取ってます
(追記)
すみません、ハサミでも切れます
ハサミを使う前に消毒用エタノールで濡らしておくと
切りやすいと思います
また、使った道具は
すぐにエタノールで拭き掃除しておくと安心ですね
(掃除せずに放置しておくと固まって取りづらくなります)
二つのパテをぐるぐるに混ぜていきます
クロワッサンみたい(笑)
バーナーでブリュレすると混ぜやすいらしいんですけど
ガスライターを持ってないのでそのまま混ぜていきます
(追記)
パテが乾燥して混ぜづらい時に、火で炙ると混ぜやすいです
パテを竹串などに突き刺せばガスライターでもいけます
ただし、やけどなどに十分注意してください
こんな感じで一色になるまで混ぜます
しっかり混ぜないと硬化しないので注意です
台紙にとって大きさをそろえている最中です
長細い形にしてるのは
硬化スピードを遅らせる意味と
巻き付けやすい形にする意味で
行っています
カタマリにしてると、その分硬化が早くなるそうですよ
(追記)
前述した「粘土板」と「のばし棒」を使って、
生地を伸ばすようにパテをペラペラにしてから
必要な分を切り取って使うと、やりやすいかもです
で、竹串を使って関節部分に
シーリング表現を行いました
んー、ハッキリ言って僕、下手ですwwww
だって初心者なんだもんー
それでも初心者としての
コツらしきものを記しておくと
・100点の造形は目指さない
・80点の形ができたら、それ以上は触らない
ことなんじゃないでしょうか??
こういうのは、あまり時間をかけずに
サッとやって終わらせた方が
かえって完成度は高いような気がします
あくまで初心者の場合ですけど・・・
手をかけたほうが、それだけ良いものが
できそうな気がするけど、実はそれは気のせいで
実際は違うような気がします
できるだけ少ない手数で終わらせるようにやるのが
コツなんじゃないかしら?
うん、間違ってたらゴメンなさい・・・
以上、初心者向けのエポパテの使い方についてでした
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