MGサザビーVer.Kaを制作してます!
今回はゲート処理についてやっていこうと思います
で、まず初めに言っておくとプラモデルの「完成」には、
いろんな形があるんですよね
いろんな完成系があるんです
![1428814585_IMG_3011_287.jpg](https://i0.wp.com/plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/1428814585_IMG_3011_287s.jpg?resize=300%2C400&ssl=1)
例えば、この「RGガンダム」
これは表面処理はおろかゲート処理もせずに
そのまま組んだだけなんですけど、
僕はこれで「完成」としてます
「RGって、どんなキットなんじゃい!?」
っていうのを楽しみたかっただけなので、
これでもう満足なんですよ
フッ、まぁ、いずれ表面処理して
塗装するかもと思って
水転写デカールは用意してるけどな! ←だからどうした
![1428814662_IMG_3012_288.jpg](https://i0.wp.com/plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/1428814662_IMG_3012_288s.jpg?resize=400%2C300&ssl=1)
それから例えば、
このマシーネンクリーガー・シリーズの「ファルケ」
これは表面処理して、全塗装してますが
僕の中では全然、「足りない」ので
まだ「完成」ではありません
あと数年ほど寝かして、横山先生に倣って
「○年塗り」をするつもりです
こんな感じで、プラモデルの「完成」っていうのは
作っている人が「完成!」といったら完成だし、
さらに完成したものに手を加えて
「もっと完成!」にしてもいいんですよ
ホントにもう、作っている人の自由ってことですね
![014ee390f75653d57b54dceab1f88d2e58ab4e94e3_290.jpg](https://i0.wp.com/plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/014ee390f75653d57b54dceab1f88d2e58ab4e94e3_290s.jpg?resize=300%2C400&ssl=1)
で、この簡単お手軽な制作方法である
「素組み・パチ組み・ストレート組み」
なんですけど、
ちょっといろんな呼び方があって、
もしかしたら僕は勘違いしているかもしれないんですけど
これは、キットを塗装せずに、そのまま組んで終わり、
という完成形です
まぁ最初は普通、この形ですよね?
マーカーなんかで軽くスミイレしたりして
クリアー塗料でトップコートするのを
「簡単フィニッシュ」とか言ったりもしてますねー
で、この制作方法でも
ちょっと考えることとか、出てきます
例えば、ゲートをどういう方法で処理するか?
それからトップコートはするのか?
するなら、つやありなのか、つや消しなのか?
その場合のゲート処理は、どこまでするのか?
って感じです
それで、今回制作するサザビーについてなんですが、
「素組み」にチャレンジするので
素組みのゲート処理についてやっていきたいのです
■評判のよいwave様のヤスリスティックを使ってみる
![1428634688_IMG_2996_276.jpg](https://i0.wp.com/plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/1428634688_IMG_2996_276.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
で、よく考えてみると、
なんと僕は、無塗装でトップコートして「完成」とした経験が、
今までに、ただの一度もないことに気づいた!
だって、塗装するのが好きなんだもんw
だから今回が、マジで初めての経験です
で、今回は多くのモデラーさんが愛用されている(と思う)
wave様のヤスリスティックを使ってみることにします
用意したのは
- ヤスリスティック 800番[ソフト]
- ヤスリスティック 1000番[ソフト]
- ヤスリスティック フィニッシュ
特に「ヤスリスティック フィニッシュ」は
雑誌やらネットやらで、巷の評価が高い、
というのは前々から知ってました
使い心地が楽しみ!
ヤスリスティックの800番、1000番、フィニッシュそれぞれに印をつける
![1428635003_IMG_2997_277.jpg](https://i0.wp.com/plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/1428635003_IMG_2997_277.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
まず開封したら、
側面にマジックで線を引きます
僕は線1本を200でカウントしてますから
800番なら4本、
1000番なら5本ってコトですね
こうしておけば見やすいんで
すぐに手に取りやすいんです
線を色で描けば、更に視認性が良くなると思います
ヤスリスティック・フィニッシュは
片面が緑で片面が白だから、すぐにわかるね
![1428635386_IMG_2998_278.jpg](https://i0.wp.com/plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/1428635386_IMG_2998_278.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
では、試してみようか
このパーツのゲート処理をやってみます
写真じゃ分かりにくいけど
ゲートの他にパーティングラインも入ってます
![1428635509_IMG_2999_279.jpg](https://i0.wp.com/plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/1428635509_IMG_2999_279.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
まずタイラー400番でゲートを処理してみる
もちろんココは、ヤスリスティック400番でも
スポンジヤスリでも金属ヤスリでもいいです
形状と気分によって使い分けたらいいのだ
![1428635612_IMG_3001_280.jpg](https://i0.wp.com/plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/1428635612_IMG_3001_280.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
次に600番をすっ飛ばして
800番のヤスリスティックで行ってみました
この800番、新品だからってのもあると思うけど
感触的に600番に近い気がするなぁ
力の入れ具合で番目が変わる度合いが
紙ペーパーより少し強い感じ?
この「ソフト」は少し材質が柔らかいので
スポンジヤスリっぽいところがありますね
これはいいね、使いやすいです!
ただ「ソフト」なんで、
パーツのエッジが丸みを帯びやすいのが
注意点だと思われますー
![1428635684_IMG_3002_281.jpg](https://i0.wp.com/plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/1428635684_IMG_3002_281.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
次に1000番で
ふむ、塗装するなら、もう十分なレベルです
![1428635761_IMG_3003_282.jpg](https://i0.wp.com/plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/1428635761_IMG_3003_282.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
次にヤスリスティック フィニッシュの
「緑面」の方で処理
これはもう、かなり「元の状態」に近づいてます
これは番目的には1500番から2000番あたりかな?
と予想してみます
![1428635931_IMG_3004_283.jpg](https://i0.wp.com/plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/1428635931_IMG_3004_283.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
次にヤスリスティック フィニッシュを裏返して
「白面」の方で処理
おー!!
ピカピカ状態になりましたな!
これはもう、無塗装でも十分ですよね?
これはあれですね、
材質的にはメラミン・スポンジにそっくりですね
おそらく番目的には2500番から3000番くらいかな?
と予想してみます
効率アップできるか検討してみる
![1428636092_IMG_3005_284.jpg](https://i0.wp.com/plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/1428636092_IMG_3005_284.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
ここでちょっと、
効率がアップできるか、検討してみます
似たような写真ばかりでスマンw
最初の400番を省いて
800番からスタートしてみます
んで、いちおう消えましたが、
少し時間がかかりますた
![1428636144_IMG_3006_285.jpg](https://i0.wp.com/plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/1428636144_IMG_3006_285.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
今度は最初と同じ400番→800番で行きます
こっちの方が、処理の時間が早いです
やはり400番は、外さない方が効率がいいです
![1428636276_IMG_3007_286.jpg](https://i0.wp.com/plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/1428636276_IMG_3007_286.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
次に1000番を飛ばして
ヤスリスティック フィニッシュの
「緑面」→「白面」で処理
なんか飛ばせる気がする
1000番は気分で飛ばしても良さげかも?
あとこれ、つや消しクリアーで仕上げるなら
ここまでする必要は無い気がします
とりま僕の感想ですが
「素組み・トップコート無し」の場合、400番→800番→緑面→白面
「素組み・つや消しトップコートあり」の場合、400番→800番→緑面
で良いような気がします
ただし、これも個人の趣向とか、
キットとかパーツ形状とかによっても
変わってくると思うんで
これが絶対に正解とは言いませんけど
ペーパーの番目の上げ方の、
ちょっとした目安になればいいかもです
しかし、このヤスリスティックのシリーズは
なかなか使いやすいですねぇー
「ハード」の「細型」は昔ちょっと使ってみて
「タイラーの方が好みだなぁ」って思ったんですけど
「ソフト」の大きいサイズは、
今回使ってみて気に入りました!
にしても、いろんなツールがあって
メーカー様には感謝ですねー
初心者の方は、どれを使えばいいのか
迷うかもしれないですねw
まぁ何を使ってもいいんですよ
ゲートが消えりゃ、それでいんだよねー
てか、消さなくてもいいしね、それはもう自由です
ちなみに僕はゲート処理をするの、結構好きです
パーツがキレイになっていくのって
気持ちいいから、やってて楽しいんですよ
ええ、もう、このサザビーもですね、
パーツが、くっそ多いけど、
た、楽しいですよwww ←無理しなくていいんだぞ?
次回は、各種つや消しの
検証をしてみたいと思います!
Recent Comments