で、これをレジンに置き換えてみたいので
今回はシリコーンで「原型の型取り」に挑戦してみますー
参考になったシリコーン関係の資料
で、シリコーンを使った
複製の制作については
僕は何にも分からないので
まず知識を得るところから入ったんですが
「モデル・テクニクス2 私立出戻りモケイ学園副読本 型取複製編」
という本を見つけたんですけどこれ、いいですよ!!
1998年の古い本なんですけどレジンとシリコーンの複製について
初心者向けに分かりやすく解説されてて
めちゃくちゃ参考になりました
この本はねー、タイトルを変えて再販したらいいと思うよ?w
ほんとに詳しく載ってます
シリコーンを使って複製に挑戦!
では、制作していきます!
それで、制作内容を書いていきますけど・・・
これ、たぶん、実際にやらないと分かりずらいと思います!
ごめんなさい!!
でもいちおう、ご紹介していきますー
まず「工作用紙」と「透明プラ版」を用意しました
これは代わりに
型取り専用のブロックとかでもオッケーです
で、これを原型の大きさにあわせてカットしました
必要になるのは
- 原型の下に置く厚紙
- 原型の下に置く透明プラ版
- 原型の周囲を囲む厚紙
- 原型の上に置く透明プラ版
以上の4種類ですー
もうすでに分かりづらいと思います
ごめん、だいじょうぶ??
切り出したものをセットしていきます
置く順番と、その役割は以下となります
- 原型の下に置く厚紙=台座になる
- 原型の下に置く透明プラ版=シリコーンの離型用になる
- 原型
- 原型の周囲を囲む厚紙=シリコーンの外型になる
- 原型の上に置く透明プラ版=シリコーンの上面をフラットにする用
で、この写真では分かりづらいですけど
一つ説明しますと
「原型の周囲を囲む厚紙」の大きさについては
原型から各7mmから10mmくらい幅を取るのが望ましいみたいです
これがシリコーン型の「厚み」になるのです
この型の厚みがあまり薄いと歪む可能性があり
あまり厚いとシリコーンが無駄になります
例えば原型が10mmの立方体であれば
24mmから30mmの正方形になるように
原型を囲む型枠を作るということです
あと上端は、10mmくらい幅を取るのが望ましいようです
シリコーンの複製で必要な道具
- シリコーン
- ポリプロピレンのカップ
- ゴムヘラ
- キッチンスケール
- 防毒マスク
って感じですー
そして
- 「2」と「3」は両面テープで貼りつけました
- 「1&2」と「4」はマスキングテープで貼りつけました
- これをステンレスの板の上に置きました
- シリコーンバリアーはこの段階では使っていません
という作業を行いますた
これでシリコーンを流す準備かんりょーです
で、シリコーンはいろんなメーカーから出ているんですが
どれがいいのか分からないので
今回はクレオスのMr.シリコーンを選んでみました
これを選んだ理由は、一番安かったから!w
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シリコーンを使ってみます
ほいじゃ、まずシリコーンを撹拌します
今回はあんまり分離はしてなかったけど
分離してることもあるそうですよ
初めて触ったけど
なんかトロトロしててクリームみたいですな
必要な量をカップに移して
そこに硬化剤を入れて静かに混ぜていきますー
硬化剤に色がついてないんで撹拌具合を視認できないけど
しっかり混ぜます!
ただし気泡ができないように静かにグルグルー
ではシリコーンを流していきますー
この時、一気にドボッて流すんじゃなくて
細く流すといいみたいです
ここに至るまでで他にも注意点はいろいろあるんですけど
詳しく書いてるとキリがないので、やめます、すいませんw
ここでちょっと失敗をしてもうたー
マスキングテープの目止めがあまくて
シリコーンが下から漏れてしまったー
ふぎゃー
あと厚紙が外側に膨らんでしもたー
膨らんだこと自体は問題ないんですけど
シリコーンが余分に必要になってしまうので
周囲はプラ版で補強するといいかもですねー
(追記)
ハンスシーバ-さんより
2ミリ以上のプラ版を使うと良いと教えていただきました
ありがとうございます!
型が膨らんだのはもうどうしようもないんですけど
はみ出たのは何とかしよう!もったいない!
てことで一度、シリコーンの硬化を待ってから
ハサミでカットして上に補充しました
下にステンレスを敷いておいて良かったw
ちなみにこのテクニックは
不要になったシリコーン型でも使えるそうです
シリコーン、高いからね、節約せんとねw
で、再びシリコーンを注入しました
表面張力でシリコーンがタプタプです
あとコインを一枚いれたらホーリーシットです ←だまれ
このあと・・・
ちょっと写真じゃわかりづらいけど
「5」の透明プラ版をそっとおいて
上面をフラットにします
気泡がちょっと入ってますけど実際に型を使うときには
ここは底面になるのでぜんぜん問題ないです、たぶん
で、硬化を待って厚紙を外しまして型ができましたー!
やったー!はじめてできたー!
まぁ原型が単純ですからねw
シリコーンの固さは例えるとどうだろー?
消しゴムくらいなんかなー?
![1453437120_IMG_4243_1260.jpg](https://i0.wp.com/plamodel-shoshinshanavi.com/wp-content/uploads/old-blog/1453437120_IMG_4243_1260.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
では待望のレジン注入!
シリコーン型の内側にシリコーンバリアーを
筆塗りしてレジンを注入しました
(追記)
ハンスシーバーさんより
「シリコーンバリアーは割型製作時に
その名の通りシリコーン同士がくっつかないようにする為のモノ」で
レジンを流し込む際には必要は無く、
逆に塗らない方がキレイに複製できると教えていただきました
どうもありがとうございます!!
あ、写真の針金は気にしないでくださいw
急遽、ブロ友のなおさんのアイデアで
LEDを強引にぶっこんだだけですw
で、レジンの硬化を待って取り出したらこんな感じになりました
ごめん、写真を撮るの忘れてて
これすでに600番のペーパーをかけてる状態です
モノリスの方はきちんと型から抜けるか心配だったんですけど
丁寧にぐいぐいやってたら抜けました
ちなみに今回の型の取り方は
「フルオープンゲート」というタイプで一番かんたんな方法です
てことで以上、「シリコーンとレジンで複製の巻」だったんですけど
ちょっと内容が中途半端でごめんなさい
たぶん、一度も経験したことがない方が
複製に挑戦するには、この記事だけでは説明が足りてないです
シリコーンの容量の計算とかも省きましたので・・・
もしシリコーン複製&レジン注入について
ちゃんと詳しく知りたい方は書籍をご覧くださいー
ごめんよぉー、まじでそれやると本1冊分の内容になっちまうだよー
では次回はレジンの鏡面仕上げについてですー
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