前回の記事ではプラモと
全然かんけーない制作記事を書きました
で、今回は・・・
んー少しは関係あるかもですw
で、唐突なんですが
「モノリス」を作ってみたくなりました
モノリスっていうとアレですよ
「2001年宇宙の旅」っていう映画に出てくるアレです
まぁ映画の話は置いておいて(てか内容わすれた)
これは各辺の比率が
1:4:9で構成されているそうで
この数字はウィキ先生によると
「1、2、3という自然数の二乗となっている」
という何やら意味深な配列なのであります
で、そんな比率の話も置いておいて
このモノリスなんですけど、
プラ板で簡単に作れそうじゃないですか?
てか、ただのハコ組ですからねー
そりゃ作れますよ、なめんなよ!! ←なぜか荒ぶる
で、モノリスを作るにあたって「ハコ組」というものについて
もう一度向き合ってみまして気づいたことがあったので
忘備録として記しておきたいと思います
以前もそんな感じの記事を上げたことがあるんですけど
それの改訂版です
あ、今回の記事、
ベテランの方には「今さらなにを?」の内容です!!
すいません!許して! ←懇願
直方体におけるプラ版の組み方
まず、はじめに、これは90度で組み合わさる
「直方体」限定での考え方です
他の角度が出る多面体では、応用できないかもです
まず、こういう立方体を想定するじゃん?
赤を「前後板」
青を「左右板」
黄を「天地板」
と名づけてみます
この3種類の板をどのように組み合わせて
立方体を作るのか?についてですけど
いろんな組み方があると思うんですけど
「n兄さんのかざぐるまの法則」
で組むのが一番わかりやすいのではないかと思います
もちろん、状況によっては他の組み方が
いいケースもあると思いますが、
とりあえずこれで組むと下の図にのようになります
プラ板には厚みがありますよね
それを「かざぐるま法則」で組んで
図で表してみるとこうなります
ちなみに「下の板」は外してます
下の板は不要になる場合が多いと思うからです
この図形を、天板を取って真上から見るとこうなります
で、これを実際にプラ板で作ろうとするとですね、
「90度でプラ板を貼り合わせる」
っていうことが結構難しいんですよ
でね、こういう中が空洞の立体を作る時には
「中板」っていう支えがあるといいんですよね
でね、今まではこの中板を「中間(真ん中らへん)に挟む」という発想だったんですが・・・
このように中板(緑)を間ではなく、
「左右板」に貼り付けてみると
やりやすいかも?
というのが発見だったのです
制作の手順についてですが
前後板・左右板・中板、それを組み合わせた同じものを
まず2組作ります
これを組み合わせます
ここで緑の中板が活躍して
カッチリ90度で組み合わせることができます
そして最後に天板を貼り付けて余分な部分をカット
それで完成です
切り出すプラ版のサイズ
次にそれぞれのプラ板を切り出す
縦横の長さについてです
●赤「前後板」&青「左右板」
横幅 目的の数値 マイナス プラ厚み×1
縦幅 目的の数値 マイナス プラ厚み×1(下板をつけるときは×2)
枚数 各2枚
●緑「中板」
横幅 目的の数値 マイナス プラ厚み×2
縦幅 目的の数値 マイナス プラ厚み×1(下板をつけるときは×2)
枚数 2枚
●黄「天地板」
縦・横とも目的の数値 プラス 0.5mmから1mm 程度
※貼り付けた後にはみ出た箇所をヤスリで処理するので大きめにする
要は、切り出す幅は
周囲はマイナス1、中はマイナス2って感じです
例えば
縦90mm 横40mm 厚さ10mmのモノリスを
「1mm厚」のプラ板で作る場合、
切り出すプラ板のサイズは以下となります
赤「前後板」 89×39 2枚
青「左右板」 89×9 2枚
緑「中板」 89×38 2枚
黄「天板」 11×41 1枚
ちょっとサイズは違うけれど実物はこういう構成です
なるべく90度を出すために
写真のように角棒を使うのもアリだと思います
その場合、中板のサイズは当然、角棒分をマイナスします
これ、カチャッって組めるんですよ
これが今までと違ってなんか気持ちいいんですw
プラ板がはみ出さないので、
そのまま狙ったサイズの直方体で組めました
あとは天板を貼ったら終わりです
この方法で何度かハコ組を試してみたところ
はみ出したプラ版を削る、という工程を
天板のみで済ませることができるため
「前後板と左右板の接着がラク」
「90度で組みやすく強度もある」
というメリットがあると思いました
・・・って、なんか文字ばかりで意味不明だな
とにかく、中板を側面に貼るとラクだった、という
ただそれだけの話ですw
あ、天板以外のプラ板を切り出すサイズは
誤差がないように慎重に行います
それでも誤差は出ますけどw
でもいちおう精度的にも作業的にも
納得の行くハコ組が以前よりストレスなくできるように
僕はなりました、ただし直方体のみですが!
T字定規は絶対必須!!
ちなみにプラ板を切り出す際には
T字定規はぜったい必須です
waveからは2種類でているんですけど
「HG ステンレスT定規【L】」(横3cm縦15cm)の方が
幅があるので定規を指で押さえやすくて
切り出し作業がやりやすいです
もっと安く上げたければ100均でも自作できると思いますー
で、ハコ組み忘備録の内容としては
これで終わりなんですが
モノリスの方は透明エポキシレジンで
作ってみたいと思いました
よって次回は、今回作ったモノリスを原型として
それをシリコーンで型取りしますー
Recent Comments