前回に引き続き、道具のお話です!
今回でラスト!
ウェーブ ハンディルーターMk.1 AC
やっと、このツールを紹介できる日がやってきました!
ウェーブのハンディルーターMk.1 ACですね
僕的に、このツールとの出会いは
思い出深いんだよなー
あれは、僕がプラモを始めて3体目となる
ハイゴックを作っている時だった・・・
—–(以下、どうでもいい話なんでスルーしてください)—–
「今回のテーマは改造だ、素組みじゃなく、
改造に挑戦してみよう!
ハイゴックの肩のアーマーのモールドに穴を開けよう!
おれは、ここに絶対に穴を開けたいんだ!!」
と思い立ち、パーツ形状を検討の結果、
肩アーマーの内側についている
ダボ穴を取り払おうと考えたのね
しかし
「そのためには、どういうコトをすればいいのか??」
ということが分からずに
エッチングソーを使いながら格闘の末、
長時間かかってなんとか切り飛ばし
さらにタイラーで仕上げるのにまた長時間、
たぶん合計で4、5時間はかかったと思う
片側だけでスゲー疲れた
「こんな大変な思いを、二度もするのはイヤだ」
といろいろ調べてると
どうもリューターという道具が
この世の中にはあるらしい、ということを知りました
「電動ツールとはものものしい、しかも高額ではないか・・・」
このころは「いつまでプラモ続けるか分からない状態」なので
道具に数千円もかけるためには、
それなりの決意が必要だったんだけど
清水の舞台からバンジージャンプする気持ちで
初めて高額な道具を手に入れました
それがリューターだったのね
で、手に入れて使ってみたら
数時間かかった作業が数分で可能でした
「必要な道具というのは必要だ、だから「必要」というのだ
ストレスになるくらいなら必要なものは買おう、
時間と労力とストレスから解放されるなら、
それは必要経費だ、ストレスフリーをお金で買うのだ
一度買えば一生使えるしな!」
と、この時に僕は割り切るというか、
吹っ切れました
今でもこの思いは変わらないし
僕の道具に対する姿勢の根幹をなしているんだけど、
そのキッカケとなったツールが
このリューターだったのです
思い出深い3作目となったハイゴックw
—–(どうでもいい話 おわり)—–
ということでハンディルーターMk.1 ACなんですけど
ビットが8本付属してます
コレットとかいう接続する道具もついてますけど
使ったことないですw
レンチもついてたけど、今どっかに行ってるなw
僕が良く使うのは円錐のカッターと
1.0ミリのドリルですね
回転数は3000から23000(回/分)ということですけど
ほぼ低速でしか使ったことないなー
あんまり早いとプラが溶けてしまうんで
その調整ができるあたりも
このリューターの優れている点かもしれないですな
とにかく使いやすいんで
愛用しているモデラーさんが多いみたいですよ
このリューターで不要なダボ穴とか
削ったりできるんですが、
他にもいろいろできますよ!
何ができるのか、軽く紹介してみよう!
アーマーのフチとかフィンの部分とか
薄くすると見栄えが良くなる場合があるんだけど、
ヤスリやセカランナを使うのもいいんですが
リューターならあっという間ですぜ!
ほら、あっという間w
円錐ビットで荒削りです
油断してるとビット先端がギュン!って飛ぶように移動して
違うとこ削ったりするんで注意ですw
力は入れないほうが上手くいきやすいね
その後、ペーパーとかで仕上げれば
ウスウス攻撃の完了です!
もはやこんなの、手ではやってられんよw
穴を開けたいパーツがあると
1.0ミリのドリルでガーっと穴を開けます
ピンバイスだとメンドくさいんですが
リューターならスグですぜ!
ちなみに、こういう作業の時は下にゴム板とか
置いとくとマットを傷つけずにすむね!
それで、穴と穴をデザインナイフで切るわけですよ
この状態なら簡単に切れます
そしたら、円錐ドリルに変えて
フチを荒削りします
はい、ここまであっという間です!
ヤスリとかで仕上げれば
開口の加工が完成ー!
簡単でしょ?
★旋盤加工
たとえば、MGザクとか動力パイプがあるじゃん?
あれの表面処理、めんどくさいよね?
そこでリューターを使うわけです
まぁ、これは一つのやり方だと思うんだけど
たとえば・・・
あらかじめ、こんな風に真鍮線に
マスキングテープで直径を調整して
パイプを並べて差し込んでおきますよ
それで、リューターにセットして
ペーパーをあてれば、表面処理がカンタン!
一個一個、手でなんてやってられんよwwww
てゆーか、このやり方なら
マジですぐに終わりますよ!
すぐって言っても1時間くらいだったかなぁ?
昔のことなんで忘れたけど
覚悟してた割にすぐに終わったんで
自分でも驚いた記憶があります
ちなみに写真ではパイプ同士がくっついてますけど
最初の写真のように少し離してた方がいいかもです
まぁこんな感じでリューターは
僕には欠かせないツールになってますねー
特に改造とかするなら、これが無くては
話にならないくらい超オススメだよ!
精密金属ヤスリ
前にスキヤキヤスリという金属ヤスリを紹介しましたけど
あれはどちらかというとガシガシ削る時に使うタイプで
これは小さい金属ヤスリです
こちらは仕上げに使うタイプですね
僕は上野文聖堂の「プロ仕様最高級ヤスリ」って
なんかたいそうな製品名なんですけどw
これの「平」と「角」を持ってます
薄いので狭い所の処理に便利ですよ
こういう穴の部分とかですな
写真に撮りたかっただけで
別に2本同時に使ってるワケじゃないですw
こういうところはプラ版にペーパーを貼ったものでも
いけるんですけど金属だとなんか気分がいいんですw
いちいちペーパーを張り替えたりしなくてすむんで
1本用意しとくと重宝しますよ
ちなみに文聖堂のは
「超極細」が360番相当、
「超精密」が500番相当、
らしいです
分かりずらいんで、せめてパッケージに書いておいてほしいよw
でも使い心地はとてもいいのでオススメです
どれか一本選ぶなら角がオススメだな!
ガイアノーツ スーパースティック砥石
ヤスリついでにこれも紹介しとこう
ガイアノーツ スーパースティック砥石です
これはシャーペンの芯がヤスリになってるんですよ
アイデア商品だなーと感心します
使いどころは要所限定って感じですかね
番目としては400番、800番、1200番がついてます
本体はガイアノーツから別売りも出てるんですけど
実は、1.3ミリだったかな?
シャーペンの本体がそのまま取り付け可能なんですよ
って、これ言っていいのかな?w
ということで僕はガイアノーツ既製品に400番、
自前の1.3ミリシャーペン本体に800番を入れてます
たとえば、こういうところにペーパーをあてるのは
通常は不可能ですよね?
っていうか必要ないとも言えるがwww
でも、スーパースティック砥石を使えば
表面処理ができちゃうわけです
まぁ、こんな感じで今のところ出番は限定的なんだけど
いずれもっと効果的な使い方ができそうな予感もしてます
クレオス Mr.SSP (瞬間接着パテ)
あとそうだなー
オススメといえば瞬間接着パテかな
これ、なんで「Mr.SSP」って商品名なのか
最初わからなかったんだけど
「シュンカン セッチャク パテ」の頭文字なのねw
昔はアルテコって名前だったらしいですけど
愛用しているモデラーさんは多いらしいですよ
しかし、ほんっとに毎回、毎回、
自分で使うときにも、
店頭で見るときにも思うんだけど、
このパッケージは・・・・
まぁ何も言うまいw
ちなみにいっとくと、
幸か不幸か、僕はそっち系ではありませんw
あ、そうですね用途としては
裏打ちとかに使うかな
売り上げランキング: 2,972
デジタルノギス
道具紹介もいよいよ大詰め!
最後はノギスにしようかな
実はノギスは最近手に入れたんだけど
これを持ったら確実に世界が拡がった!
あんま使わないかなー?とか思ったら
めちゃめちゃ使いますよ
これほど便利なものだとは思わなかったな!
実はノギスは初期からずっと
「欲しいなー、でも、あんま使わないよなー?」
とずっとずっと感じてたツールで
僕は3年目にしてようやく手に入れたんだけど
ハンズでついに買った時には、あまりに嬉しくて
レジで思わずニコニコと笑顔になって
レジのお姉さんも笑顔になってくれた
という思い出がありますw
僕はとりあえずシンワのカーボン製にしてみたんだけど
精度については少し怪しいらしいw
計測表示が0.01ミリ単位ではないから
四捨五入的な処理をしているのかもしれません
こんなにノギスが便利だとは思わなかったんで
いずれさらに良いのを手に入れるかもです
ということで長々と紹介してきた
道具のお話、いかがでしたでしょうか?
他にも道具はいろいろあるんだけど
それはその都度、紹介していきたいと思います
まだ手に入れてない大物としては
「超音波カッター」と「カッティングプロッタ」が
あるんですけどね
ということで以上、参考になれば幸いでございます!
Recent Comments