マシーネンクリーガー、略してMa.K.という
SFモデルのジャンルがプラモデルにはありまして
僕はガンダムからプラモ制作にハマったんですけど
今ではこのマシーネンが大好きでゴザルなのですー!
(http://peatix.com/event/28051より画像をもらいました)
僕は原作者の横山宏先生の
プラモ制作に対する姿勢が
まず大好きなんですけど、
横山先生の造形されたメカも大好きで
特に「SAFS」という戦闘スーツは
どなたかが言われてたんですけど
これはもう、美術史に残ってもいいくらいの
優れた造形だと思っておりますー!
このSAFS系スーツは、やっぱり人気があって
世の中には50個とか100個とか
作られている方がおられますwww
「なんでそんな同じ形状のものを何個も手に入れるの?」
って不思議でしょー??
僕も最初は不思議だったんですけど
理由はねー、たぶん「塗りたいから」なんじゃないかと思うんです
いろんな色を塗りたくなる、
不思議な魅力がこの形にはあるんです
実は横山先生は人間が本能的にそう感じる部分も
分析されて造形されてたりするそうです
僕はSAFSって「白いキャンバス」みたいな印象があって
いや、マシーネン全般にそれは言えるんですけど
「自由に塗っていいよ、好きに楽しんだらええよ」
ってキットが提案してくれるんですよw
だから僕は、SAFS系まだ10個も作ってないんだけど、
まぁ組むのは流石に飽きてきたんですけどw
塗ってみたい色はいっぱいあるからまだまだ何個でも欲しいです
ちなみにSAFS系のスーツは、
いろんな派生したデザインがあって
SAFS・ファイアボール・ラクーン・ラプター・
スネークアイ・シーピッグ・スノーマンなどがあります
あとSAFSの前身となる
AFS系のスーツや、アーケロンといったスーツもあります
さらにその反対勢力のPKA系というスーツもあります
たくさん種類があって最初は何が何だかさっぱりでしたw
・・・
はい、閑話休題ですね、すいませんw
で、今回はこのSAFS系のキットを作る場合の
「カッチョよくする基本工作のポイント」
がいくつかあるので
それをご紹介したいと思いますー!
ご紹介するのは「マシーネンクリーガーグラフィックス3」の
井原源蔵さんの記事の内容です!
ちょっと僕なりにアレンジとか追加を
させてもらったところとかあるので
ご了承くださいませー!
横山先生いわく
「腰のパーツを短く加工し、可動させつつ短足をめざそう」
とのことでございますよー!
■ポイント1 「足を短くしとく」
ではもう淡々と紹介していきます
足首のパーツ構成はこうなってるんですけど
思い切って右のようにカットします
それを底面に直接貼り付けます
接着はガッチリと!
これで1mmくらい詰めることができます
ついでにこの段階でおもりを入れておくと
安定感がグンと増します
鉛板とかオススメですー
ほんとにちょっと入れるだけでも
全然変わりますよー!
■ポイント2 「ケーブルをつけとく」
足首の後ろに突起が2つあります
これはケーブルの基部になってます
キットのものに穴を空けてもいいですし
カットしてディティールアップパーツを埋め込んでもいいです
写真左側のパーツはそのような工作をしてみました
マシーネンを作るときにはピンバイスは必須アイテムなので
お持ちでない場合はこの機会に手に入れちゃいましょー!
キットにはケーブルはついてないので
自前でコードを用意します
太さは自由ですけど
0.8mmから1.3mmくらいの間が
いいかもです
写真は太さ1.3mmのコードを
20mmの長さでカットしました
先端は写真のように裾の中に入れてもいいですし
その上のパーツに2つ穴を空けて
そこに差し込むパターンもアリです
タイミング的には基本塗装の後に
付けるのがいいかもですね
■ポイント3 「膝を曲げる角度を深くしとく」
写真の黒マジックで塗った箇所を
ヤスリなどで削ります
スネのパーツだけ仮組みして行うとやりやすいです
これで可動域が少し広がります
これは「ヒジの部分」や「足首付近」も同様に
好みで加工することで、さらに動くようになります
あ・・・工作してる方だけ
接着して合わせ目を消したんだけど
腿とスネのパーツの組み合わせを
間違えて左右を逆にしてもうたwwww
こ、これはもう、
このままいくしかないでゴザル・・・
まぁテキトーに誤魔化しとこうw
いやー乱世でゴザルなぁ ←
新しいポイントを
いま発見しましたであります隊長!
■ポイント4 「説明書をよく見とく」 ←お前がな
はい、すいません・・・
■ポイント5 「腰をつめとく」
これはちょっとムズかしいかもなので
自信のある方は挑戦してみられるといいかもです
まず腰のパーツ構成はこうなってます
PCが2つのパーツの間に入る形です
そのPCをパーツの上に接着してしまいます
ここはガッツリと自分の持っている最強の手段で!
実は今回、手抜きして鉛板でやったんですけど
この写真のやり方だと後で取れてしまった ←唖然
なのでやっぱプラ版とかで囲った方がいいですねw
そのやり方なら、取れたことはまだ無いのですー
(追記)
こんな感じでプラ版などで
貼りつければ取れないです
続いて、このパーツを右側のように
ニッパーなどで切り取ります
さらにカットします ←下記のように変えます
カットした左右の部分は使いません
これで切り取ったパーツの厚み分
腰を詰めることができます
(追記)
このようにカットしたほうが
その後の作業がやりやすくなることに気づきました
リューターや彫刻刀や自作のノミなど
手持ちの全ての力を動員して削り取ります
これでさらに腰が詰まります
道具が無いとツライので出来る方のみでいいかもです
PCへの刺さりが浅くなって
少し外れやすくなるので延長します
真鍮線をさします
そこに3ミリのプラ棒を差して延長します
これでPCに深々と刺さります
棒全体を差し替えれば楽なんですけど
幅が狭くてちょっとムズかしいかもなのです
(追記)
ダボをしっかり削って
足の付け根のパーツを写真のようにカットすれば
軸の延長はしなくてもいけることがわかりました
直立の正面と横の写真です
左側の子が工作前、
右側の子が工作後です
右側の方が、よりカッチョいいっていうかカワイイw
あ、この写真みて思い出した
胴体には目立つヒケがあるんで
パテや瞬着などで消しておくといいですよー
腰と足首が詰まっているのが分かると思います
重心が下に移って「人間が着ている感」
がさらに増すとのことです
以上がオススメの基本工作でございますー
■ポイント6 「ハッチの穴を拡げとく」
その他、小テクとして
プロポーションとは関係ないんですが
ハッチの穴を1.2から1.3mmくらいのピンバイスで
拡げておくとピタッとしまって気持ちいいです
■ポイント7 「ポリキャップは塗装できる」
モデリングブック2で明らかになったんですが
ポリキャップはガイアノーツのマルチプライマーを
塗ることで塗装できるそうな!!
これは超朗報でした
筆でマルチプライマーを薄くサッと塗って
あまり時間をおかずに塗装します
パイプ類はランナーにつけた状態で
塗装する方がラクだと思います
■ポイント8 「ポリキャップのパーティングラインの消し方」
ポリキャップのパーティングラインなんですが、
「シリコンポイント」というヤスリ2000番相当のビットで
リューターで磨いてコンパウンドで仕上げると消せるそうです
僕はこの作業は一度だけやって、それ以後は
「パーティングラインを気にしないことにした」
ので最近はやってなかったんですが
久しぶりに写真の右側の方だけやってみましたw
気になる方は挑戦してみてくださいませ
マシーネンは、ほんともう自由に、
好きに改造してもいいし、
改造しなくてもいいし、
どんな塗りにしようかなーと
想像を膨らませるだけでも楽しいですー!
もうそれだけで1年は過ごせるよw
なんかその辺の感想を書くと
また止まらなくなるんで
この辺でやめときますww
では次は基本塗装についてです!
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