【プラモデル塗装】木製の台座を自作すると「作品」らしくなりますよ!(改訂版)

記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

スポンサーリンク



前回の記事ではマシーネンクリーガーの
基本塗装のやり方についてご紹介しました

 

【プラモデル塗装】Ma.K.マシーネンクリーガーの基本塗装のやり方について!

2015.08.24

で、基本塗装が終わって、お好みでウェザリングしたら完成ー!
ってなりますけど、その際に木製の台座とか自作して
その上に完成品を乗っけておくと
いかにも「ザ・作品!」って感じで
いい感じなのであります
これについては過去記事年にも書いたことがあるんですが

【プラモデル初心者向け】プラモデルを置く木の台座の作成方法について

2013.11.23

今回は改訂バージョンでいきますっ!

 

1440532927_IMG_3824_977.jpg
ちなみにですけど台座は
こういった木製ブロックだけじゃなくて
空き缶に乗っけたり、ビンに乗っけたり、
他にもいろんなアイデアがあると思うので
ぜひいろいろ試してみてステキなアイデアを
形にしていただければと思います
とりま今回は木製の台座(デコパージュ)について
軽くご紹介してみます

 

■木製ブロックをたくさん用意しとくといいかもです

1440530626_IMG_3822_966.jpg
ハンズとかで一個数百円で
いろんな形や大きさのブロックが売ってるんですけど
それを着色して台座にします
そのままチョコンと乗せるだけでもいいですし、
真鍮線で軸をうって足裏を固定すると無茶なポーズでも安定します
宇宙用スーツとか、浮かせたりすると雰囲気が出ますよねー
その場合、軸は台座の中心点から少しズラすといいみたいですよ

 

1440573650_IMG_3827_968.jpg
ちなみに、木製ブロックは
けっこうお気に入りのアイテムでして、
前回の基本塗装の話で紹介するのを忘れてたんですが
筆塗りで仕上げとかするときに、
「キットが目線に近い高さ」
にある方が断然塗りやすいんです
これ、けっこう筆塗りのポイントかも?
なので、こんな感じで木製ブロックを積み上げて
高さを出したりしてます

あと、筆塗りするときに「手首を固定したりするときの支え」
としてもけっこう使ってます
塗装時の持ち手にもなるし、さりげなくブロックの底面に
ペーパー貼ったりして、これも地味に使えますw

 

 

■木材を着色する塗料について

台座の塗装についてなんですが着色のしやすさから
ニスよりもオイルステインをオススメします
あっという間に乾燥するし、ムラにもなりにくいので
ニスよりも圧倒的に使いやすいです

色についてですが、横山先生はアサヒペンの油性オイルステイン
マホガニー」と「チーク」を混ぜるのがお気に入りみたいです
「ランドスケープクリエイション」の奥川さんは
いろいろ試して、やはりアサヒペンの油性オイルステイン「マホガニー」が
ベストだと感じられているそうです
アサヒペン「マホガニー」、大人気ですな!

ワシンの油性ニス「マホガニー」も色は悪くはないと思ってるんですが
オイルステインの方がサーって塗れるんで僕はオススメですねー
この色の選択肢は、本当にめっちゃたくさんあるので
ぜひいろいろ試してみて、お好みのものを発見して頂きたいと思いますー!

 

1440657920_IMG_3835_971.jpg
てことで今回は新たに
アサヒペンのオイルステイン「マホガニー」を試してみます
そして注目なのが「BRIWAX」という
天然の蜜蝋を含んだイギリス製の色付きワックスでござる!
このブライワックスはアンティークDIYの本でその存在を知ったんですが、
そっちの世界では大人気らしくて、
なにやらイギリスの王室もご用達とかで
非常に興味深かったので、いいお値段がしたんですが初導入しますた!
色は「ラスティックパイン」にしてみました

 

 

■オイルステインとブライワックスの塗り方

1440649854_IMG_3831_969.jpg
最初にペーパーをあてておきます
180番から400番くらいがいいみたいです
「との粉」という材料を使って
下処理を行う方法もあるんですが
木目感を出してみたいので今回はスルーします
木目を「との粉」で消したい場合は過去記事をご参照くださいませです

 

1440659443_IMG_3836_972.jpg
次にオイルステインを塗ります
今回はハケは使わずに布きれを使ってみます
いやーオイルステイン、塗りやすいですなー
ニスより全然ラクだよー
完全に液体で「まさに染料」って感じです
色もいいですねー!
さすがプロの方々が選んだ色だけあって間違いないですな!

 

1440659674_IMG_3838_973.jpg
続いて注目のブライワックスを上塗りしてみます
フタが缶なのがイギリスっぽいね
マイナスドライバーで上下左右の4方向から少しづつ慎重に開けます
中身はドロドロのタールみたいw
これ、大丈夫なん??
ちょっと不安になるがやはり布で塗ってみる・・・

 

1440662853_IMG_3841_974.jpg
あ、これはね、塗りやすいです!
表面にサーっと馴染んでいきますよ
まるでトロトロに溶けたバターみたいです
これは不思議な感覚だー

で、塗りました
アンティークぽさが出たのかな?
写真じゃあんま分かんないね
木目にブライワックスが入り込んで
木目が強調されたように思えます
プラモの塗装でいうとフィルタリングに近いかも?
あとツヤが少し出ました
今回は軽めに一回だけ塗ったんですけど
重ねていけばもっとアンティーク感が増すと思われます
ブライワックスを使うか使わないかは好みですかね

アサヒペン オイルステイン 300ML マホガニー
アサヒペン
売り上げランキング: 51,676
ブライワックス・オリジナルBRIWAX(ラスティックパイン)400ml
BRIWAX International, Inc.
売り上げランキング: 5,057

 

■作品カードについて

1440523106_IMG_3819_963.jpg
あと、僕はいままでやってなかったんですが
「作品カード」があると、
とてもいい感じだなーって最近思ったので
今回、はじめて作ってみることにしました
イラストレーターで簡単にデザインしてみたー
印刷用紙は、タント紙の160gで色はアイボリー系にしてみました

 

1440523804_IMG_3820_964.jpg
で、別にそのままでもいいんだけど
表面に透明フィルムを貼った作例もよく見かけるので
あれにチャレンジしてみようと思ったんですよ
ipad用の画面に貼るフィルムが使えるかなぁ??
あれを透明ボンドで点付けしてみる・・・

 

1440532187_IMG_3823_967.jpg
で、台座に貼ってみた
遠目で見るといい感じー!
ただ、ボンドの跡がどうしても残ってしまうので
近くに寄るとキレイじゃないんですー
しかも結構、フィルムがはがれやすかったよ・・・
接着跡の上にシルバーのビスとか張り付けて
接着剤を隠せばいい、というのは思い付いたけど
何か他の方法はないのかなぁ?
まぁ、紙のままでもいいんだけど
ラミネーターを使わずにコレを再現できないかと、
今後、要検討なのですぅー
スプレーのりとか、いけるかなぁ?

 

1440654873_IMG_3834_970.jpg
あ、スティックのりを試したら普通にできたw
何だったんだ、あの悩みはw
色が少し沈んだけど、現時点ではこれがベストの方法かしら?
調色スティックのスプーンの方でしっかり上からこすりました
(でも、時間が経ったらはがれちゃいます・・・)

作品カードの正しい作成方法を教えて頂けました!
どうもありがとうございます!

>作品カードについて
通販サイトで「手作りステッカー」と検索してみてください。
あっちゅーまにステッカーでもラベルでも作れます。
フィルム貼りは慣れが必要ですが、
最初はシートの上の方5cmくらいに印刷データを集めてプリントしたら
それを覆うサイズでカットしたフィルム貼って練習してみましょう。
上手く貼れたらカットして、残りは次回に。。

好きな紙を使いたいときは「透明カバーフィルム」を検索して
フィルムだけ買い増しすると保護+UV対策もできます。(ぴいさんより)

 

019c5059698453be74b93cbcafe12e06d8f16aa4a0_975.jpg
できましたー
やっぱ台座があると「作品」って感じになりますよねー!
この木材なんて120円ですよ
この費用対効果は、はてしなく高いと思うですよー

てことで、初マシーネンクリーガー制作応援企画の巻、
・基本工作編
・基本塗装編
・台座編
と紹介してきましたー

もし参考になるところがあれば、
取り入れてみてくださいませー
そしてオリジナリティあふれる
ステキな作品を拝見したいすー!
あと最後に今回の記事を書きながら作った
「S.A.F.S.」をアップしますー

 

DSC_0379_947.jpg
ほんと毎回思いますけど写真、ムズイですー
光量?とかたぶん飛びすぎで
編集してて正直、泣きそうになりましたw

 

DSC_0386_948.jpg
ヘンな話ですけど
今回、「早く撮ってくれーっ」
てキットに言われてるように感じました
ごめんよぉー撮影がヘタで
可愛く撮ってあげられなくてぇぇ ←

 

DSC_0390_949.jpg
足の組み合わせを間違えて
左右が逆だったんですけど
誤魔化したったwww

 

DSC_0393_950.jpg
肩アーマーのデカールは
あえて明度差をつけずに、そのことによる
目がチカチカする効果、っていうのを試してみました
横山先生から教えていただいた色彩学ですー

 

DSC_0397_951.jpg
アンテナの基部は1ミリのパイプ、
アンテナ本体は0.5ミリの真鍮線です

 

DSC_0410_952.jpg
ほんとはハッチにシーカーがつくんですけど
今回はつけなかったです
け、決して忘れていたワケでは・・・ ←嘘をつくな
デカール文字の英語の意味は忘れました
何かの歌の歌詞だったかな?

 

DSC_0414_953.jpg
スカウトトルーパーを作った時の台座が余ってたんで
それをてきとーに加工して
簡単なヴィネット風?にしてみました
白線の剥がれはヘアスプレー技法を初めて行いました

 

DSC_0417_954.jpg
基本塗装後に表面を削ったんですけど
最初に鋳造表現したときにラッカーパテに
オキサイトレッド系を混ぜて
着色パテにしておけば良かったと思いました
次回はそうしようw

 

では、以上でっす!
マシーネンは自由な作風を受け入れてくれる世界で
あまり基本設定とかに縛られずに
自分でいろいろ設定したりして遊べる余白があるんですよ
日本だけじゃなくて海外のモデラーさんも
楽しんで作られているんですよー
てことで、初めての方もぜひ自由に
制作をたのしんでくださいましーねんー!

スポンサーリンク

こんな記事も読まれてます

9 件のコメント

  • SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    phantomサンおはようございます!
    いつも内容の濃い記事に楽しませてもらっています(^O^)
    でもヘタレモデラーの僕の脳みそには
    phantomサンのご教授の半分くらいは理解できないでいます(汗)
    実際にやってみると、そういうことかー!!!って分かるんでしょうね!!
    何から手を付ければいいのかも十分に理解していないのですが(笑)
    マシーネン、僕も作ってみたくなってきました!
    模型作りって奥が深いですね~~~
    phantomサンのように技術も経験も早くほしいでーす(´Д`)

  • SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >ゆずりはさん
    どもどもですー!
    きゃー!わかりづらくてごめんなさいー!
    もしよろしければ「ここわかんねーよ!」
    っていうところがあって
    もっと知りたいなーとかがありましたら
    そこを教えていただければ
    もっとご説明できるかも?ですー!
    僕、質問されるの結構すきなんですよw
    なので記事をご覧になられて
    「わかりづれー、でもそんなん言ったら失礼だしー」
    とかは、ぜんっぜん思われなくても大丈夫ですよー!
    むしろ分からない点を教えていただいた方が
    「なるほど、この書き方ではわかりづらいのかー」
    って僕が分かるので
    それはとてもありがたいなーとか思うんです
    ぜひぜひ、ごエンリョせずにご質問くださいませー!
    僕もゆずりはさんの制作記事を拝見して
    知りたいことがあったら
    ガンガン質問させていただきますー!w
    って、いままでもしてますけどw
    僕、質問させていただくのも好きなんですよ
    いろいろ知りたい病なのですーw

  • SECRET: 0
    PASS: 63ee451939ed580ef3c4b6f0109d1fd0
    こんばんはヽ(^。^)ノ
    僕の台座が紹介されてる~(*´ω`*)アザッス♪
    最近は、あの台座の台座作りに励んでおりますΣ(´∀`;)
    木製台座も美しいですが、ヴィネット風(?)にしてる足元の台座が秀逸だよ~!!
    あれ、かっけぇぇ(≧◇≦)b
    なんか、作品に味わいを出す腕前が以前にも増してキレッキレになってますよね!!
    これは凄い武器だわぁぁ(*´ω`*)

  • SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    こんばんわ♪
    phantom さんの記事は本当に色んなアイテムが出てきますね!
    色々なものに挑戦されて使いこなしているのは凄いと思います!
    私なんかはある程度のものしかないですので、(多すぎても管理出来ないというのが一番の理由ですが)
    作る作品の幅がやっぱり狭いですね。
    ちなみに今日、大阪のボークスに行ってきました!
    マシーネンのショールームもあって、二メートルぐらいの展示に
    ギッシリはいってましたね!
    あれだけ揃うと爽快ですね!カッコよかったです!

  • SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >とみさぶろう さん
    どもどもですー!
    勝手にすいませんー、
    あの台座はインパクトがあったので
    ご紹介させていただきましたー!
    あの台座、さらに進化するんですな!?
    もーとどまるところを知らないですねー!
    あの僕の台座はちょーてきとーですよーw
    気合とかなんも入ってなくて
    ただの実験で作っただけなんすー
    でもありがとです!
    キレッキレかーw
    もしそれが事実ならですね、
    それは間違いなく太陽光と一眼レフのお蔭ですねーw
    お日様補正は偉大ですよー!w
    >lost one さん
    どもどもですー!
    いやー、使いこなせてはいないっすー!w
    僕は実験してる感じですからねーw
    lost oneさんのサザビーはすごいよー!
    あそこまで徹底的にやればこそ、
    ツールを使いこなせるんだと思うですよー
    あ!大阪ボークスの写真、
    前に見せて頂いたことある!
    確かMAX渡辺先生の作例が
    たくさん展示されてるんでしたっけ?
    いいですねぇー、僕も生で拝見したいなあー

  • SECRET: 0
    PASS: 1f5542dc6ea1c62f6d35786cc684262d
    おはようございます~!
    自分は今までアクションベースくらいしか使ったことがないのですが、確かに台座やベースがあるとphantomさんがおっしゃるとおり「作品」って感じになりますね!
    しんごaikoさんのなんて、もうおしゃれ過ぎて海外のセレクトショップとかに卸せるレベルですよ!
    とみさぶろうさんのベースもめっちゃガンプラ映えするから、B社やW社やK社が絶対真似して売り出しそうだし!
    ホント台座のみでも作品になってると思います。
    「アーケロン」を作る際は、この記事を参考に台座も併せて作ってみたいと思います!(°▽°)ノ
    それにしてもPhantomさんの作品は、もう溜め息が出てしまいますね!
    まるで横山センセの本から出てきたような気がします!
    ( *? 3?)ー?ー> ズキュ~ン!!

  • SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    >ぷらっちっくさん
    どもどもですー!
    いや、ほんとお二人ともセンス抜群ですよねー!
    どちらも衝撃だったので
    勝手に紹介させていただいたんですーw
    やたー!ぷらちくさん台座つくられるのねんー!!
    カッチョいいのを作っていただいて、
    それを僕がフィードバックさせて頂きますから!www
    ズキューンといえばWWWRRRYYYですな! ←
    てか、横山先生の塗装はマネできないですよー
    先生の塗装が、一番魅力的だと僕は思ってますー!

  • 作品カードについて
    通販サイトで「手作りステッカー」と検索してみてください。
    あっちゅーまにステッカーでもラベルでも作れます。
    フィルム貼りは慣れが必要ですが、
    最初はシートの上の方5cmくらいに印刷データを集めてプリントしたら
    それを覆うサイズでカットしたフィルム貼って練習してみましょう。
    上手く貼れたらカットして、残りは次回に。。

    好きな紙を使いたいときは「透明カバーフィルム」を検索して
    フィルムだけ買い増しすると保護+UV対策もできます。

    • ををー!どうもありがとうございます!!!
      なるほどー「手作りステッカー」検索して
      使い方を確認しました

      こうやって作るんですねー!
      やり方を知ってれば
      ほんとにあっちゅーまですね(笑)

      やり方を知らないと延々と悩んで
      僕みたいにアホなことになってしまう、
      という(笑)

      どうもありがとうございます!!

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA


    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください