前回の記事ではマシーネンクリーガーの
基本塗装のやり方についてご紹介しました
で、基本塗装が終わって、お好みでウェザリングしたら完成ー!
ってなりますけど、その際に木製の台座とか自作して
その上に完成品を乗っけておくと
いかにも「ザ・作品!」って感じで
いい感じなのであります
これについては過去記事年にも書いたことがあるんですが
今回は改訂バージョンでいきますっ!
ちなみにですけど台座は
こういった木製ブロックだけじゃなくて
空き缶に乗っけたり、ビンに乗っけたり、
他にもいろんなアイデアがあると思うので
ぜひいろいろ試してみてステキなアイデアを
形にしていただければと思います
とりま今回は木製の台座(デコパージュ)について
軽くご紹介してみます
■木製ブロックをたくさん用意しとくといいかもです
ハンズとかで一個数百円で
いろんな形や大きさのブロックが売ってるんですけど
それを着色して台座にします
そのままチョコンと乗せるだけでもいいですし、
真鍮線で軸をうって足裏を固定すると無茶なポーズでも安定します
宇宙用スーツとか、浮かせたりすると雰囲気が出ますよねー
その場合、軸は台座の中心点から少しズラすといいみたいですよ
ちなみに、木製ブロックは
けっこうお気に入りのアイテムでして、
前回の基本塗装の話で紹介するのを忘れてたんですが
筆塗りで仕上げとかするときに、
「キットが目線に近い高さ」
にある方が断然塗りやすいんです
これ、けっこう筆塗りのポイントかも?
なので、こんな感じで木製ブロックを積み上げて
高さを出したりしてます
あと、筆塗りするときに「手首を固定したりするときの支え」
としてもけっこう使ってます
塗装時の持ち手にもなるし、さりげなくブロックの底面に
ペーパー貼ったりして、これも地味に使えますw
■木材を着色する塗料について
台座の塗装についてなんですが着色のしやすさから
ニスよりもオイルステインをオススメします
あっという間に乾燥するし、ムラにもなりにくいので
ニスよりも圧倒的に使いやすいです
色についてですが、横山先生はアサヒペンの油性オイルステイン
「マホガニー」と「チーク」を混ぜるのがお気に入りみたいです
「ランドスケープクリエイション」の奥川さんは
いろいろ試して、やはりアサヒペンの油性オイルステイン「マホガニー」が
ベストだと感じられているそうです
アサヒペン「マホガニー」、大人気ですな!
ワシンの油性ニス「マホガニー」も色は悪くはないと思ってるんですが
オイルステインの方がサーって塗れるんで僕はオススメですねー
この色の選択肢は、本当にめっちゃたくさんあるので
ぜひいろいろ試してみて、お好みのものを発見して頂きたいと思いますー!
てことで今回は新たに
アサヒペンのオイルステイン「マホガニー」を試してみます
そして注目なのが「BRIWAX」という
天然の蜜蝋を含んだイギリス製の色付きワックスでござる!
このブライワックスはアンティークDIYの本でその存在を知ったんですが、
そっちの世界では大人気らしくて、
なにやらイギリスの王室もご用達とかで
非常に興味深かったので、いいお値段がしたんですが初導入しますた!
色は「ラスティックパイン」にしてみました
■オイルステインとブライワックスの塗り方
最初にペーパーをあてておきます
180番から400番くらいがいいみたいです
「との粉」という材料を使って
下処理を行う方法もあるんですが
木目感を出してみたいので今回はスルーします
木目を「との粉」で消したい場合は過去記事をご参照くださいませです
次にオイルステインを塗ります
今回はハケは使わずに布きれを使ってみます
いやーオイルステイン、塗りやすいですなー
ニスより全然ラクだよー
完全に液体で「まさに染料」って感じです
色もいいですねー!
さすがプロの方々が選んだ色だけあって間違いないですな!
続いて注目のブライワックスを上塗りしてみます
フタが缶なのがイギリスっぽいね
マイナスドライバーで上下左右の4方向から少しづつ慎重に開けます
中身はドロドロのタールみたいw
これ、大丈夫なん??
ちょっと不安になるがやはり布で塗ってみる・・・
あ、これはね、塗りやすいです!
表面にサーっと馴染んでいきますよ
まるでトロトロに溶けたバターみたいです
これは不思議な感覚だー
で、塗りました
アンティークぽさが出たのかな?
写真じゃあんま分かんないね
木目にブライワックスが入り込んで
木目が強調されたように思えます
プラモの塗装でいうとフィルタリングに近いかも?
あとツヤが少し出ました
今回は軽めに一回だけ塗ったんですけど
重ねていけばもっとアンティーク感が増すと思われます
ブライワックスを使うか使わないかは好みですかね
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■作品カードについて
あと、僕はいままでやってなかったんですが
「作品カード」があると、
とてもいい感じだなーって最近思ったので
今回、はじめて作ってみることにしました
イラストレーターで簡単にデザインしてみたー
印刷用紙は、タント紙の160gで色はアイボリー系にしてみました
で、別にそのままでもいいんだけど
表面に透明フィルムを貼った作例もよく見かけるので
あれにチャレンジしてみようと思ったんですよ
ipad用の画面に貼るフィルムが使えるかなぁ??
あれを透明ボンドで点付けしてみる・・・
で、台座に貼ってみた
遠目で見るといい感じー!
ただ、ボンドの跡がどうしても残ってしまうので
近くに寄るとキレイじゃないんですー
しかも結構、フィルムがはがれやすかったよ・・・
接着跡の上にシルバーのビスとか張り付けて
接着剤を隠せばいい、というのは思い付いたけど
何か他の方法はないのかなぁ?
まぁ、紙のままでもいいんだけど
ラミネーターを使わずにコレを再現できないかと、
今後、要検討なのですぅー
スプレーのりとか、いけるかなぁ?
あ、スティックのりを試したら普通にできたw
何だったんだ、あの悩みはw
色が少し沈んだけど、現時点ではこれがベストの方法かしら?
調色スティックのスプーンの方でしっかり上からこすりました
(でも、時間が経ったらはがれちゃいます・・・)
作品カードの正しい作成方法を教えて頂けました!
どうもありがとうございます!
>作品カードについて
通販サイトで「手作りステッカー」と検索してみてください。
あっちゅーまにステッカーでもラベルでも作れます。
フィルム貼りは慣れが必要ですが、
最初はシートの上の方5cmくらいに印刷データを集めてプリントしたら
それを覆うサイズでカットしたフィルム貼って練習してみましょう。
上手く貼れたらカットして、残りは次回に。。
好きな紙を使いたいときは「透明カバーフィルム」を検索して
フィルムだけ買い増しすると保護+UV対策もできます。(ぴいさんより)
できましたー
やっぱ台座があると「作品」って感じになりますよねー!
この木材なんて120円ですよ
この費用対効果は、はてしなく高いと思うですよー
てことで、初マシーネンクリーガー制作応援企画の巻、
・基本工作編
・基本塗装編
・台座編
と紹介してきましたー
もし参考になるところがあれば、
取り入れてみてくださいませー
そしてオリジナリティあふれる
ステキな作品を拝見したいすー!
あと最後に今回の記事を書きながら作った
「S.A.F.S.」をアップしますー
ほんと毎回思いますけど写真、ムズイですー
光量?とかたぶん飛びすぎで
編集してて正直、泣きそうになりましたw
ヘンな話ですけど
今回、「早く撮ってくれーっ」
てキットに言われてるように感じました
ごめんよぉー撮影がヘタで
可愛く撮ってあげられなくてぇぇ ←
足の組み合わせを間違えて
左右が逆だったんですけど
誤魔化したったwww
肩アーマーのデカールは
あえて明度差をつけずに、そのことによる
目がチカチカする効果、っていうのを試してみました
横山先生から教えていただいた色彩学ですー
アンテナの基部は1ミリのパイプ、
アンテナ本体は0.5ミリの真鍮線です
ほんとはハッチにシーカーがつくんですけど
今回はつけなかったです
け、決して忘れていたワケでは・・・ ←嘘をつくな
デカール文字の英語の意味は忘れました
何かの歌の歌詞だったかな?
スカウトトルーパーを作った時の台座が余ってたんで
それをてきとーに加工して
簡単なヴィネット風?にしてみました
白線の剥がれはヘアスプレー技法を初めて行いました
基本塗装後に表面を削ったんですけど
最初に鋳造表現したときにラッカーパテに
オキサイトレッド系を混ぜて
着色パテにしておけば良かったと思いました
次回はそうしようw
では、以上でっす!
マシーネンは自由な作風を受け入れてくれる世界で
あまり基本設定とかに縛られずに
自分でいろいろ設定したりして遊べる余白があるんですよ
日本だけじゃなくて海外のモデラーさんも
楽しんで作られているんですよー
てことで、初めての方もぜひ自由に
制作をたのしんでくださいましーねんー!
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