この記事でご紹介した内容は僕自身、今は行っていないのですが
参考になる部分もあるかもしれないと思ったので
いちおう書き残しておきます
もっと良い方法を見つけたので関連記事をご覧ください
プラモデルの完成品を、そのまま地べたに置くのと
木の台に置くのでは、見栄えが全然変わるよねー!
高さも出るから目に入りやすいし
色味が入って格調も高くなるし
完成品のグレードが一段とアップしますよね
さらに制作中に軸を打てば持ち手にもなるから
ハンドリングも良好ってな具合です
ということで、今回はプラモを置く
木の台の制作についてです
デコパージュとか呼ぶみたいですよ
ハンズで木製の台座を買いました
一気に作業したほうが効率が良いので
すぐに使う予定はないんですが、
たくさん買いました
木のブロックは一個200円から450円くらいです
では、まず「下ごしらえ」からですw
準備するものは
- 木のブロック(自分の好きな形のもの)
- との粉(ハンズで買えます)
- ハケ(工作用の安いやつ)
- 水
- 400番のペーパー
- 器(なんでもオーケー)
- ウエス
です
「との粉」は、化粧で言うと
ファンデーションのような役割というか
天ぷらでいうと、衣をつける前の
小麦粉による打ち粉みたいな役割です
木材には細かい穴が開いているので
それを塞ぐ役割ですね
これをやっとかないとニスを塗ったときの
見栄えが悪いくなるんです
前に実験で「との粉あり」「との粉なし」で試したら
その差は歴然でした
「との粉なし」は非常に汚らしいし
塗料もどんどん吸い込んで色が暗くなってしまいました
だからニスを塗る前は、面倒でも必ず
「との粉」の下ごしらえは行うようにしてます
※よっぽど質の悪い木材でなければ、必ずしも行う必要はないです
用意した器に「との粉」を入れます
あ、料理に倣うと「水」が先の方がいいかな?
なんかホントに小麦粉みたいですね
いまから天ぷら作るみたい(笑)
分量は適当です、木材の数が少なければ
小さじ1くらいで十分かな?
水を入れます
比率は1:1です
で、混ぜます
台座の方ですが
ハンドリングの対策として
との粉を塗る前にビニールテープを貼り
さらに両面テープを貼ります
これは、との粉を塗る前に行わないといけないです
あとから行うとテープがくっついてくれないんです
あと両面テープを貼る前に
ビニールテープを一枚かませてる理由は
これ一枚だと両面テープが強力すぎて、
逆に完成後に台座からテープをはがすのが
大変になるからです
そうしたら、このような形で持ち手に貼り付けます
ここでガッツリくっついてくれないと
あとで泣きをみます!
ぼくはスプレー缶をよく利用してます
キャップを回転できるので具合が良いんですよ
ではハケで「との粉」を塗ります
木目に沿って塗るといいみたいですよ
木材の全てに「との粉」を塗りました
もう乾燥してきてますな
続いて・・・
乾燥してるウエスで「との粉」を刷り込むように
かつ余分な「との粉」は払い落とすように
塗りこんでいきます
はい、こんな感じになりました
続いて・・・
400番のペーパーを用意します
大きさは適当ですけど
5×7くらいにカットしてます
テレビ画面みたいな少し長方形が使いやすいと思います
ここは当て木は無しで大丈夫です
では余分な「との粉」を落とすように
かつ表面が滑らかになるように
ペーパーをあてます
ガッツリ、ゴシゴシやらなくて
撫でるように行うといいと思います
はい、これで下ごしらえ完了!
「との粉」作業を行うとパーツ?が非常に美しいです
では次に塗装にうつります
「油性ニス」と「ペイントうすめ液」を用意しました
色はお好みで好きなのを選べばオーケーで
僕はマホガニーを使ってます
あと、今までハケ塗りしてたんですが
今回はエアブラシを導入することにしました
絶対ハンドピースで吹いたほうがキレイに仕上がるし
希釈をうまいことすれば吹けると思ったです
でもダブルアクションを使うのはなんか怖いんで
安いシングルアクションを使います
希釈は「ニス3:ペイント薄め液4」で
行ってみましょうか
たぶん吹けるハズだ
吹けた!!
やっぱニスもハンドピースで吹けるじゃん!
始めからこうすればよかった!
1個めから順番に7個めまで吹くと
1個めはもう乾いて来てるんで
そのまま2週目、3週目に突入し
全部で3回吹きました
ここまでが下塗りということにします
ちょっと失敗して
液だれしてるところがありますなぁ・・・
これがシングルアクションのコワイ所なんだよなー
あと希釈が3:4では少し薄かったかもしれないです
ここで一晩ほど乾燥させます
乾燥させました
液だれしてるのでペーパーをあてます
でも、液だれしてなくてもペーパーをあてますけどね
400番で撫でるようにいきます
ペーパーをかけました
では今から本塗装します
といっても同じ塗料を吹き重ねるだけなんですけどね
本塗装ということもあり
希釈は「ニス3:薄め液3」に変更します
はい、吹きました
3回くらい吹いたかな?
希釈が3:3だと、少しノズルが詰まりやすい印象でした
「ニス3:薄め液3.5」くらいが丁度いいかもしれない
まぁ気温とか湿度とか、その時のニスの濃さによっても
希釈率は変わってくると思うので
あくまでも目安ですけどね
あとエア圧は、僕は気圧計を
持ってないんでわからないけど
缶スプレーくらいの強さだと思ってください
ではここで、もう一度乾燥させます
あとは繰り返して乾燥後に400番のペーパーをあてて
仕上げ塗りを2回行い乾燥させて完成しました!
■今回の手順をまとめると
- 「との粉」塗り(希釈率との粉1:水1)
- 乾燥ウエスで「との粉」塗りこみ&ふき取り
- 400番ペーパー処理
- ニス下地塗装(希釈率ニス3:薄め液4)→乾燥
- 400番ペーパー処理
- ニス本塗装(希釈率ニス3:薄め液3)→乾燥
- 400番ペーパー処理
- ニス仕上げ塗装(希釈率ニス3:薄め液3.5)
で完成!ということになりました
あと今回は初めて
エアブラシでニスを塗ったので
その感想ですが
○メリット
- ムラが起こりにくいので仕上がりがキレイ
○デメリット
- 塗料の消費量が筆に比べて多い
- エアブラシの掃除に気を遣う
- 希釈に気を遣う
- 液だれの危険性は常にある
ということでエアブラシは全体的にめんどくさいです(笑)
ちょっと油断すると液だれするので
作業中に塗料が乾く前に綿棒でコロコロ吸い取ってました
仕上がりは現時点ではエアブラシに軍配があがります
液だれの箇所を除けば工業製品として通用すると思うよ ←ホントかよ
でも筆塗りの技術を上げれば
筆の方がラクなんだよなー
以上、参考になれば幸いでございます
もっと良い方法を見つけました!
次の記事をごらんください
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