ごきさんから
>筆塗りを考えているのですが、
とりあえずこれを買っとけ!というものはありますか?
というご質問を頂きまして
筆塗りについては過去記事でも書いてはいたんですけど
わかりづらい部分があるなぁーって感じたんで
今回は補足訂正改訂版(←てきとーに単語を並べただけ)として
記事としてお答えしたいと思いますー
ただ、はじめに言っておくと
僕の回答が唯一すべて、では全くないと思ってるんですよね
その人それぞれにあったやり方というのがあると思うので
参考程度にしていただければ幸いですー
ではいろいろ紹介していきます!
筆塗りにおすすめの筆ってなに?
最初のうちは「いい筆」の判断がつかないですし
どれが自分にとって必要な大きさなのか?
っていうのが分からないと思うんですよね
なので、まずは「100均の筆」を用意してみてはどうでしょうか?
というのが僕の意見なのです
あ、種類は「平筆」「丸筆」と両方用意するといいと思います
理由はですね、なんといっても「安いから」ですw
ダイソーなら5本入りで100円なんですよ
しかもいろんな大きさの筆がセットになっているので
「この大きさだと、こんな感じー」
「この大きさなら、こんな感じー」
っていう、それぞれの筆の大きさに対する使いごごちを
気軽に実体験できると思うんですね
そういう感じで、ある程度の使い勝手を掴んでみてから
油絵用の筆とか、500円から1000円くらいの筆とか、
いろいろグレードを上げていくのが
けっこーいいんじゃないかと思います
とりあえずここで1本だけ紹介しておくと
「Too セーブル長峰No.1 」
これはかなりオススメです
マシーネンの横山宏先生も、筆塗装で有名な「あにさん」も
推奨されているので間違いないです!キリッ
筆塗りの塗料は何を使うの?
塗料については過去記事でも紹介しているんですけど
結論としては「ラッカー塗料」をオススメします
理由は「塗膜が強いのに、乾燥後もシンナーで何度でも復活する」からです
これはデメリットとも言えなくもないんですけど
やっぱり使いやすいんですよね
水性塗料、特に「ファレホ」はオススメではあるんですけど
最初に使うなら、やはりラッカーのほうがいいでしょう、
というのが僕の意見です
色に関して言うと最初の下塗りにオススメなのは
「マホガニー」です
これはいろんなプロモデラーさんもオススメされてますから
間違いないです!キリッ(2回目)
まぁ仕上げる方向性によって変わるので
一概には言えませんけどーw
塗料を希釈するシンナーについて
これは塗料を希釈するための
「ラッカー専用の薄め液」と
筆を洗うための「ツールウォッシュ」
の2種類を用意します
さらに、製品ボトルのままでは使いづらいので
僕のオススメは100均の「ソース入れ」を
2本用意して、それぞれを入れておくんですね
こうすると必要な量だけチューって出せるんで
使いやすいですー
さらに、希釈用の薄め液に「リターダー」という
乾燥時間を遅らせる添加剤を自分で混ぜておきます
比率はシンナー95:リターダー5くらいで
僕はやっています
これは目分量で大丈夫ですけど
心配なら「キッチンスケール」で量るといいと思います
ちなみにキッチンスケールは0.5g単位では
まーったく意味がないので(返品交換のニガい思い出あり)
値段は張りますが0.1g単位がオススメですねー
でもまぁ、これは最初はいらないかなーと思います
塗料皿について
塗料をそのままビンからすくいとって塗ることも
無いわけではないですけど
やはり塗料皿は必要になってきます
オススメなのは絵画用の陶器製の絵皿で
僕は10.5cmのものを使ってます
これは白だから塗料の色を確認しやすいですし
重さもあるので安定感がありますね
表面がツルツルしてるから洗うのもラクなんです
洗う場合は「マジックリン」を入れて30分放置すれば
ツルリと塗料が取れてピカピカになりますよ
でも、基本的に僕は洗わないんですけどねw
あと万年塗料皿というのもあって、
これも使うんですけど
小さくて軽くてカチャカチャと動くので
底に「ブル・タック」というねり消しのようなものをつけて
固定&傾きをつけて使ってます
調色スティックについて
塗料を撹拌して絵皿に出すために「調色スティック」がゼッタイ必要です
「竹グシ」とかでも代用できるんですけど
やっぱり正規のものを使うほうが勝手がいいですねー
これは調色するときに
- A塗料の撹拌用
- B塗料の撹拌用
- A+B塗料の撹拌用
と、最低3本は必要になるのでタミヤのものを購入するなら
2本入り×2セット=4本を持っておくといいですよ
調色した塗料の容器について
これはすぐ必要になるかどうかわかりませんけど
調色した塗料を保管する場合には入れ物が必要になります
空きビンならなんでもイイといえばいいんですけど
ここは素直にスペアボトルをオススメします
タミヤのアクリル用スペアボトルが
メモリがついていて、わかりやすいのでオススメです
僕は箱買いしてストックしてますw
塗料をふき取るウエスについて
筆を洗ったときにウエス的なものが必要になります
これにつてはあんまり自信がないんですけど
いちおー僕はいまのところ
「キッチンペーパー」を使っています
ティッシュだと細かい繊維が出てしまうので
それはあまり使わないようにしています
「キムワイプ」という繊維の出にくい製品もあるんですけど
僕の場合、これはエアブラシの掃除用にしてまして
筆塗りの場合は使ってないなあ
使ったほうがいいのかな?w
これ、他の方はどうされているのか
何気に知りたいですね
筆置きについて
これは地味なんですけど
何気にあると便利ですよ
僕は自作したんですけど
これも他の方はどうされているのか興味深いですねー
換気について
僕がオススメしたラッカー塗料は
有毒なので換気は必要でして
ぜったい窓は開けて行います
僕は筆塗りするときには使ってない場合もあるんですけど
(エアブラシの時はゼッタイに使います)
冬の時期は窓を開けると寒いので防毒マスクをつけて筆塗装して
塗り終わってから換気する、という形で行ってました
たぶん、僕も最初はそうだったように
物々しいと思われるでしょうけど
防毒マスクをつけると一切シンナーの臭いがしないので
僕としては必要性を軽んじることなく使って頂きたいですねー
自分の身を守るために絶対に必要です
シンナーがいかに有害なのかは過去記事でも紹介していますー
ブラシエイドについて
これは別におすすめしませんけど
まぁこういうものもあるって言う紹介ですね
筆のリンス液です
ガイアノーツの「ブラシクリリン」も
似た内容の商品だと思います
これは、これ単体で汚れを落とすんじゃなくて
まずツールウォッシュで筆を洗ったあと、
「ブラシエイド」ですすいでから水ですすぎます
すると筆の毛が、なめらかしっとりしますw
100均の筆には使いませんけど
良い筆には、たまーに使ってます
以上、とりあえず思いつくところをざっと書きましたー
もしなにか不明な点がありましたら
お気軽にドゾドゾですー!
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