【プラモデル塗装】グラデーション塗装のやり方について

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前回はサーフェイサーを吹いた
ところまでご紹介しました

今回は本塗装を行います!
で、今回はグラデーション塗装っていうのを
行ってみたいと思ってます
まずは塗料の準備をしませう!!

調色して塗料を準備!

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取扱説明書の配分を参照しながらカラーを用意しました
ダークアース、カーキ、ブラック、ホワイトです
なんかクレオスとガイアノーツの塗料が混ざってますが
気にせんでよかとよー!
同じラッカーですから混ぜても問題ないっす!

 

 

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下地の色と上塗りの色を調色しました
下地は影になる部分なので、明度を低めにして
上塗りは明度を高めにしました
紙の上に塗料を置いて色味をチェック!
まぁこんなもんでいいかなぁ?
これ、塗ってみないとわかんないんですよねー

希釈については塗料1:シンナー2でやってます
シンナーはエアブラシ用を使ってくださいね
僕はガイアノーツのT-06h ブラシマスター (特大)を使ってます
ちなみに紙コップとかで調色する方もいらっしゃるようですが
僕は貧乏性なので、余った塗料を捨てられないんです(笑)
なのでタミヤのスペアボトルを箱買いして
10本以上ストックしてます
それに入れて調色と希釈を同時に行ってます

タミヤのスペアボトルは計量目盛りがついているのでオススメ!
キッチンスケールがなくても希釈が行いやすいですよ
ここで使っているのは「アクリル塗料用」ってやつです
中に入っているのはラッカー塗料ですけどね(笑)

大きいボトルはサフとかクリアーとか、よく使う塗料用にしてます
あと、調色スティックは
既製品を購入することをオススメします!
前はケチケチして竹串でやっていたんですが、
使い勝手が悪くてストレスになったんで、
ちゃんとした調色スティックを買いました
僕は今4本持ってます
2本だと2つ以上の塗料を混ぜる場合に足りないんですよね

 

 

サーフェイサーのあとは軽くナデナデ

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ここで取り出したのはクレオスの「Mr.研ぎ出しクロス」
小さく切ってマジックで番号を書いてありますが
1000番、2000番、3000番がセットになってます
サーフェイサーを吹いた後に
これで軽くパーツをなでると、
表面がしっとりスベスベなお肌になりますw
軽いホコリもとれるのでオススメです
2000番を使ってみましょう

 

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ごしごし擦らずに、かるく撫でる感じで使います
といっても写真のは軽すぎです(笑)
片手がふさがっているので写真がうまく撮れないんだよ!
実際は指の腹をつかって撫でます

 

 

ではグラデーション塗装していきます

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では、まずは塗料を試し吹きです
塗装ブースの横に半紙を常備してるんで、
それに向かって吹いてます
ここで

  1. 塗料の濃度
  2. エア圧と塗料の噴出量
  3. パーツとの距離

を確認するわけです
エアブラシの塗装というのは
たぶん、この3つで決まりますね
これについては習うより慣れろって感じなんですが
書籍「カンペキ塗装ガイド3 エアブラシ完全攻略」が
詳しく解説されているので
一回読むと理屈がつかみやすいと思います

「カンペキ塗装ガイド 3 エアブラシ完全攻略」の内容をレビュー!

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これは一回目の塗装ですね
完全に発色してませんが、
一回目はこんなもんでいいでしょう
次のパーツに移っていきます

 

 

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こんな感じでフチの部分から
塗っていくといいそうです
フチの部分は塗料がノリづらいので、
先に吹いておくんですね
こういうのも「カンペキ塗装ガイド3 エアブラシ完全攻略」に書いてあります

 

 

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これは二回目の塗装ですね
パーツを一周したので、そのまま二周目に突入してます
そのころには一周目のパーツは乾いてますからね

 

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これは三回目の塗装ですね
仕上げに三回目を吹きました
なんか写真じゃ二回目と変わってないですね(泣)

 

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下地塗装が終わったんで、
一回カップの中身をツールウォッシュで
洗浄しておきます
次も似たような色で吹くので、ザッとでいいですよー!

 

 

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洗浄に使用したツールウォッシュは
空き瓶に吹いておきます
塗装ブースにブーブー吹くのはもったいないですね(笑)
実はこれ、あとで再利用できますよ!
その方法は別の記事で紹介しますね

 

 

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次は上塗りの塗装です
こんな風に調色スティックを使って
カップに塗料をいれてるんだよ、というイメージ写真です
え?ビンのフタが空いてない!?
片手じゃ写真が撮れないんだよ!(笑)

 

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試し吹きしたら塗料がビシャッと吹き出しました
そのままパーツに吹いてたら
面倒なことになってたぜー!
こんなことも試し吹きを行えば
防ぐことができますね!テヘペロ!←

 

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今回はグラデーション塗装にしたいので、
上塗り塗装は、下地を完全に隠さずに塗ります
面のフチは残す感じです

ハンドピースのニードルは
下塗りの時より絞って吹いてます
塗料の噴出量を抑えている、という意味です
こんな感じでハンドピースの調整は
その時その時によって少し変えます
ちなみにスカートの部分はまだ塗ってません
では次の写真を見てください

 

 

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スカートの部分を上塗りしました
どんなもんですかね?
フチが残っているように吹きました
これがグラデーション塗装です!
なんて、紹介できるほどの腕前じゃないんですけどね(爆)

 

 

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もう一枚
これ、面の中心に上塗りを塗装した写真です
色が違うの分かりますよね?
ここから周囲に広げていきます

 

 

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面のフチは残しつつ、全体に拡げました
こんな感じで面ごとに塗っていくので
グラデーション塗装は手間がちょいとかかりますが
立体感とか存在感が強調されますね
自分の目指す仕上がりを目指そーう!

 

 

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余ったのでビンに塗料を戻しました
足りなくなったらめんどくさいので、
余るほうがいいんです
ところで紙コップで調色してる人は、
これ捨ててるんですよね??
貧乏性なので僕にはできませんー(笑)
それに取っておけば、次に使えることもありますからね!
(といいつつ一度も使わないままになってるビンが大量に・・・)

 

 

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上塗りが終わったので、
キムワイプでカップの中を拭きます
ティッシュで行うと繊維が残ることがあるんで
キムワイプがオススメですよ!

 

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今日はそのままクリアーを吹いちゃいましょう
外は雨模様だけど、まぁ大丈夫だろう
(雨の日にクリアーを塗装するとカブるらしんですが、
幸いなことに、僕はまだなったことがないです)

今回はツヤ消しを吹いてみます
クレオスの189番フラットベース(なめらか)を使用してみます
ガッツリ艶消しにはしたくない場合、
この189番の(なめらか)が気に入ってます

希釈はフラットベース0.3、クリアー0.7、シンナー2.0でやってます
このフラットベースは「添加剤」なのでクリアーを混ぜないと
つや消しの成分である炭酸カルシウムが多分、定着しないです

あと、ツヤ消しクリアーは
さっきまでとは吹き方を変えて
ニードルは解放気味にして、
つまり塗料の噴出量を多くして
遠目からフワーと包む感じで塗装してます

 

 

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おわりましたーおつですー!
次はマスキングして細部の塗装とウォッシングに移っていきますよ!

 

【次の記事】

【プラモデル塗装】ウォッシングのやり方について

2013.10.10

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