今回は初心者の方向けに、キットを実際に組みながら
キットを作成する時に知っておくと絶対得する3つのポイント!
という感じで製作の手順をご紹介してみたいと思います!
HOW TO本とはまた違った視点でご紹介していきますよー!
使用するキットはコトブキヤのダンボーミニ!
これ平面が多くてパーツ数が少ないので
初心者が練習として組むならガンプラのHGUCよりお薦めです!
ランナーは1枚
パーツ数が少ないですねー(笑)
僕はプラモデルを作り始めた最初の頃は
ランナーからパーツを切り出す前に
「いまから作品をつくるので、まずは禊ぢゃ!」
とランナー状態でジャブジャブ水洗いしてたんですが、
それはまったく意味がない、
ということに気づいて、三回目くらいから止めました(笑)
(表面処理のあとにパーツを洗浄するからですね)
★ポイント1.ポリキャップの切り方について
ポリキャップなんですが、
最初に片側だけ全部切っておくと
あとで切り取るときに
いちいちランナーをひっくり返す必要がなくなるので
作業効率が良いですよ!
あと、トレイの上で作業しているのに注目です
こうすればゴミも散らからないし、パーツの紛失も防げます
掃除や片付けも楽ちんですよ!!
トレイは制作に欠かせないアイテムです
悪いことはいいませんから、100均で手に入れましょう!
イキナリ全部のパーツを切り取りました
僕はパーツ数が少ない場合は、説明書なんか見ずに
全部パーツを切り出します
パーツの番号なんか、いちいち見てません(笑)
でも初心者の方はマネしないほうがいいかも・・・
あと、戦車模型とかでやると
あとで大変困るから止めましょう(笑)
パーツの切り出しは、
ゲートを少し残す「二度切り」と
ゲートを残さない「一度切り」を併用してます
「組んだらここは絶対に見えない」
ってところは一度切り
組んだ後で見える部分は、二度切りにすることが多いです
基本的にぎりぎりを狙うより、素直に二度切りにしたほうが
切り出すのがラクなことがよくありますね
まぁ臨機応変に楽しんでいきましょー!
このようにゲートを少し残して切り出しておいたパーツの
ゲートをさらにニッパーで、、、
これくらいまでゲートを切り取ります
これが二度切りです
このあとペーパーでゲート処理します
★ポイント2.ダボ穴を切る
パーツを組み合わせる際には、先にダボ穴を切ります
○の部分の二か所に切り込みを入れると、
組んだ後でもバラしやすいので
なるべく行うことをオススメします
僕はハの字に切ることが多いですねー
これをピンが入るすべての穴に行います
(必要ない、と思う箇所はやらなくていいです)
初めは切るのがコワイと思うかもしれませんが
組む場合にはちゃんと固定できるからご心配なく!
これ、ガンプラで仮組みする場合には必須の工程なので覚えておきましょう
もしダボ穴を切りずらい場合には
ピンを斜めに切り落とすといいですよー
★ポイント3.こじあける道具を用意!
「ヤベー!ポリキャップ入れ忘れちゃったよー!」
なんてことがけっこう起こります
そんなときにダボ穴を切っておくと
簡単にパーツを分解できるんですが
その時に活躍するのが、こじ開ける道具です
僕は100均で買ったパテ用のヘラを使っています
パーツをこじ開ける時に、これを合わせ目に入れてやると
分解しやすいです!
ただしヘラはパーツを傷つけやすいので
もしこれを使うときは注意してくださいー!
僕は使ったことがないんですが
「コジラ」という専用ツールも販売されてますー
歯ブラシは絶対必須!一本持っておきましょうー!
パーツをキレイにしたり工具をキレイにしたり
大活躍します!
あ、これは初心者の方は無理にやらなくてもいいんですが
表面処理を行う前に、スジボリのラインをけがいておきますね
表面処理とはペーパーをかけることをいいます
ペーパーをかけると当然スジボリは浅くなりますから
その分、難易度があがってスジを入れにくくなります
だからこの作業は表面処理の前に行うのがオススメです
工具についてですが、
僕はスジボリ堂のBMCタガネの0.15ミリと0.3ミリを愛用しています
お持ちでない方はデザインナイフとかで行うといいと思います
このBMCタガネは僕の持っている工具の中で3本の指に入る
超お薦め工具です!
値段は高いけど、使い勝手がすごくいいです!
サイズについてですが、たとえばガンプラでいうと
マスターグレードでハッキリしたスジボリを入れるなら0.3ミリ
今回のダンボーのような
細い線切れ込みのような筋を掘るなら0.15ミリと使い分けています
アーヤッチャッタヨーw
BMCタガネがスジボリから外れてキズをつけちゃいましたー(見えます?)
たった一回でこんなに彫れるBMCタガネの威力をみたか!って感じです(笑)
しかしこういうミスも、表面処理をする前なら
なんてこたぁないよ!(やや震え声)
先に進みます
今回は目の色は固定でいくので、
目のパーツをここで接着しておきます
こういう時にはドロドロ系のタミヤセメントの出番です!
表面から見たダンボーの顔です
なんか表面がウネってて汚いですよね?
(パーツがヒケている状態です)
これがペーパーで表面処理する前の状態です
このままではイヤンなので、ペーパーをあてていきます
このような感じで製作がスタートしました!
次は実践的な「合わせ目消し」に入っていきます!
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