僕はですね、今まで塗装と言えば
筆でもエアブラシでも
ラッカー塗料がほとんどで
水性アクリル塗料は限定的にしか
使ってこなかったんですよねー
もうね、「水性!?あんなのいらねーよ!」
みたいな感じですよw
でも「ランドスケープ・クリエイション」を読んで、
著者の奥川泰弘さんが「ファレホ」という
水性アクリル塗料を多用されてるのを
拝見しまして興味が出ました ←変わり身が早い
で、ちょいと試してみようと思ったワケですよ
ちなみにこれ、情熱の国スペインの塗料だそうですよ
アミーゴ! ←だまれ
ボークス様が言うところの「ファレホの特徴」
いやね、ファレホのことは、
一応は知ってはいたんですよ
「vallejo」
これなんて読むんだろ?バリジョ?
みたいな感じでしたけどw
- 安全でイヤな臭いがしない
- 乾燥が早く塗膜も丈夫
- 豊富な色数で調色も自由自在
とあります
でも、
- 値段が他の塗料よりちょい高い
- 既にラッカーという優れた塗料がある
という理由で
今まで使うのは見送ってきたんですよね
あと取扱ってるのが「ボークス」だけで、
だから手を出しづらい、って理由もありますかねー
で、とりまこのファレホを試してみたんですけど
なんとなんと、これが
「そうとう使いやすい」
ことが分かりました
先に結論を言うと
「初心者が筆塗りするならファレホおすすめなんでつかっとけ」
って感じです、いやほんとに
あ、僕は筆塗装にしか
使わないつもりなので
ファレホのエアブラシはわからん!
のでよろしくです
とにかく気に入ったので
僕なりに気づいた所とかを
紹介してみたいと思います!
アミーゴ! ←うるさい
■ファレホのココがえらい! その1
「入れ物が目薬タイプで使いやすい!」
これ撹拌の手間が要らないというか、
調色スティックがいらないのが超いいです!
ボトルをシャカシャカふって、
塗料皿やペーパーパレットにポトッと落とせば、
すぐに塗装に入れる!
多分、思い立ってから10秒で筆塗装に入れるぞ?w
この使い勝手の良さは
メンドクサイことを極力排したい僕にとっては
相当ポイント高いです!
あ、でもMIGやAKインタラクティブのアクリル塗料とかも目薬タイプだ・・・
これはファレホの専売特許ってワケでもなかったな(反省)
ちなみにシャカシャカすると
塗料が少し泡立つ感じです
でも使用感は今のところ問題無さげです
撹拌については、ボトルのおしりの部分を
トントン叩くのもいいみたいです
(※撹拌については最後に追記あります)
■ファレホのココがえらい! その2
「隠ぺい力が、そーとー高い」
これは、ほんとに高い
なんかペンキ塗ってるみたいに
色がすごい入っていきます
例えば、塗り分ける時に
はみ出したとしても、
いくらでも上からリタッチできる感じです
あと「発色がすごくいい」ような気がします
この言葉の意味が、
自分でもイマイチ分からないんだけど
なんか「発色がいい」と言いたくなるw
某水性塗料を使って
「発色しねぇー!」って塗りたくって
油絵のような有様にした
過去の自分に教えてあげたいw
■ファレホのココがえらい! その3
「乾燥がほんとに早い」
ボークス様いわく
「ラッカーの次に早い」
とのことなんですけど、
これは気温や湿度やら関係してると思うんで
一概に言えない気がしますけど
それでも使ってみて感じたのは、
「確かに早い」です
1分か2分くらいの時間、ほっといたら、
重ね塗りができるくらい早いです
だからどんどん塗り進めていけますね
乾燥が早い分、その都度、筆に水を含ませて
濃度をコントロールする感じです
■ファレホのココがえらい! その4
「塗料の伸びがいい」
ファレホは希釈しないで
原液のまま塗れるんですけど
筆への塗料の含み具合がよいと言えばいいのか、
「塗料が持つ」と言えばいいのか、
一回、筆に含ませれば、かなり伸びーる印象です
「乾燥が早いのに伸びる」ってのも
なんか矛盾してるような気がしますけど
とにかく塗りやすいと思いますねー
■ファレホのココがえらい! その5
「ほとんど臭わない」
これは本来、ファレホの一番のメリットと
考えられるんですが
僕的にはちょっと優先順位が落ちてますw
臭いが気になる時は
防毒マスクを着けますからねー
でも、ほとんど臭わないってのは
やっぱ使っていて安心な感じがします
■ファレホのその他の特徴
「塗膜が“泣かない”」
これは水性アクリル塗料なら
当然なんでしょうけど
乾燥したら耐水性で“泣かない”です
ラッカー塗料のように
「下地が上地に溶け出さない」
ということですね
これは僕的にメリットでもあるし、
そうでないともいえますね
僕、ラッカーで下地を泣かしながら塗るのが
結構好きなんですよw
だから捉え方というか使い方次第ですかねー
こういうラインを入れる場合なんかは
泣かないのがメリットですよね
■ファレホのその他の特徴
「塗膜がラッカーより弱い」
なんか「完全乾燥」に48時間くらい
かかるらしいんですけど
何日も経った塗膜を爪でこすったら
けっこう簡単に剥がれますたw
ラッカーならこんなことは無いですよね?
ただ、これは特性を知っていれば
利点として使えると思うんですよね
シリコーンバリアを使わなくても
塗装のはがれが表現できるぜー的な感じです
もし、はがれを避けたいなら
クリアーを一回吹いておけば、たぶん大丈夫です
その場合、クリアーは「水性」が推奨ですかね?
別にラッカーでも問題はないと思いますが
で、基本塗装をファレホのみで
ザッと行ってみたんですけど
全体的な印象としては
アクリル塗料を使った基本塗装って、
なんか雑貨系といえばいいのか、
インテリア系といえばいいのか、
なんかやさしい感じ?の
仕上がりになるような気がします
ラッカーだと「ザ・模型」みたいな印象なんですけどね
上手く言えないけど
雰囲気がちょっと違うように感じます
今回はマシーネンに塗ってみたんですけど
ガンプラだと、どうなるんだろ??
今度試してみますー
ちょいとファレホ筆塗りのやり方を紹介してみる
てゆーことでファレホが気にいったんで
さらに色を追加してる最中ですー!
・モデルカラー
・パンツァーエース
・ゲームカラー
って名称がいろいろあるけど
まぁそんなの気にしなくていいですw
あ、写真にMIG塗料が交ざってるけど
それも気にしなくていいですw
まずは購入したら
キャップに色を出して分かりやすくしとくと
使いやすいですね
これ、横山宏先生の教えなんですよw
で、実際に塗る場合には
- 塗料皿
- 水
- 筆置き
- キッチンペーパー
- ペーパーパレット
- 紙コップ
あたりがあると塗りやすいかもです
では、ちょいと筆塗りの流れを紹介してみます
まず塗料皿に水を入れて
水を筆に含ませます
僕は100均のソース入れに水を入れて常備してます
塗料皿を傾けているのもポイントですかね
そしたらペーパーに余分な水を吸わせます
水彩画のように薄めて塗りたければ水分は多めで、
バシッと塗っていきたければ少なめです
ペーパーパレットの上には
塗料を少しだけ出します
多く出すと乾燥して使えなくなっちゃうんで、
少しづつ出していく感じですね
ボトルが目薬タイプだから、そんな手間じゃないですよ
んで、必要な部分の塗装が終わったら
紙コップの水で筆を洗います
そしたら、すぐに次の色に移れます
この機動性のよさが気にいった!w
別にラッカー筆塗りでも、そんな手間じゃないんですけどね、
でも調色スティックで塗料を撹拌せずに
すぐにチョイチョイ塗っていけるのは、すごく気軽で便利!!
とりま、そんな感じでファレホ気に入りました!
ファレホについてもっと詳しく知りたい方は
公式サイトを覗いてみるといいかもですー
よしゃー!
これからはラッカー塗料に加えて
アクリル塗料も多用していくぞー!おー!
アミーゴー!! ←だからうるさい
ファレなど水性アクリル塗料を使う場合は
ウォーターパレットを使うといいよーと
suitenさんから教えていただきました
ありがとうございます!
(さらに追記)
塗料をきちんと撹拌するために
シャカシャカとボトルを振るんですが
けっこー振ったつもりでも
顔料とシンナー(?)が混ざっていないことが
ちょくちょくあるんです
で、最初は「こんなのいらんでしょーw」
とか思ってたんですが
やはり「塗料の撹拌用ボール」は
合ったほうがいいんだなーと思いあらためました
今までスマン・・・ ←誰に?
いちおう、メーカーから販売されておるのだが・・・
「Mr.ホビー Gツール 塗装支援ツール Mr.攪拌用メタルボール ステンレス製」
大きな声で言えませんが、
「SODIAL(R)ハードウェアマウント バイク自転車ホイールベアリング スチールボール 直径4ミリメートル 150個」
これで十分だったりするのよね・・・
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