「円形劇場」として有名なジオラマ作家・荒川直人さんのジオラマ作品は、360度どこから見ても楽しめる、というコンセプトで作られています
そのジオラマ作品の写真集&製作の解説をされている模型本が「S-WORLD」と「G-WORLD 」です
「S-WORLD」はスケールモデルのS、「G-WORLD 」はガンダム(ガンプラ)のGなんですね
今回はスケールモデルの「S-WORLD」の方をご紹介します!
ジオラマ本「S-WORLD」の内容を紹介!
荒川直人さんは、苗字の「荒川」から「ワイルドリバー」という別名?をお持ちです
すごく温和で優しい方だと思ってたんですが、実際にお会いしてみると、それに加えて、ものすごく「熱い」お方でした!
確かにワイルドかも!?いや、そんなワイルドではないか(笑) でも熱いです!
展示会でお会い出来たとき、どこの馬の骨とも分からない素人の僕ごときに(あと同席していたモデラーさん数名)、ジオラマの作り方について、熱心にお話ししてくださいましたよ!!!
あれは感激でしたー(うっとり)
「S-WORLD」の内容は、飛行機の「空」、戦車などの「陸」、艦船などの「海」という章に分かれていて、全部で15個の「円形劇場」が拝見できる作品集となっています
それに加えて、メイキングの解説が掲載されているという編集スタイルです
「プラモつくろう」という番組でも拝見したんですが、荒川さんが作られるジオラマのヤシの木って、めちゃくちゃリアルですよねー!!
この写真(左)とか、本物の情景写真かと思いますよ!これ、模型ですよ!?
あと植物の見せ方というか、使い方というか、すごいですぅぅー!!
この臨場感!!
植物の作り方、ばっちり解説してくださっています
自然のものと、自分で造形したものをミックスされてるんですね
造形っていっても、本物に見えるんですけど!?
これは「陸」の作品の一つですね
荒川さんのジオラマって、本当にいろんなシチュエーションを作られてますよね
宇宙もあるし、雪もあるし、山もあるし、もうオールジャンルですねー!
たぶん、スターウォーズのジオラマ作品集も、いずれ刊行されるんじゃないかなあ?
右上の写真とか、マジで実写に見えますね(笑)※模型です
メイキングで建物とか、戦車の小物の作り方を解説してくださっています
荒川さんのジオラマの特徴?といっていいのか分からないですけど、植物の幹の造形が素晴らしいと思うんですよね
植物があると、なんかジオラマがドラマチックに見えますよねー!
植物の幹は針金で作られているんですけど、実際にやるとメチャムズイです!!
こんな風に簡単にはいかないです(笑)
これは「海」のジオラマ作品の一つですね
リアルさがヤバすぎです!!(笑)
これ、全部模型だとは信じられないですよ(笑)
こうしてみると、やっぱり模型だったんですね、って感じです(笑)
これを全部ひとりで作られているとは。。。。
しかも1作品、3ヶ月くらいで作ってるって、お話しされていた気がします
むっちゃ作業が早い!
最後に金子辰也さんとMAX渡辺さんとの対談が掲載されています
宮崎駿監督との対談も掲載されていますよ
(ただ、宮崎監督との対談は、模型とあんま関係ない話を宮崎監督が一人でされている気が。。。^^;)
「S-WORLD」はこんな人におすすめ!
「S-WORLD」はスケールモデルの作品集&ジオラマの作り方の解説本で、ページもボリュームがあって、読みごたえがあります!
地面の作り方、建物の作り方、植物の作り方、細かいデティールアップの方法などを知りたい方にオススメですねー!
ガンダムのジオラマが見たい方は、「G-WORLD」の方もオススメです!
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