ジオラマの作り方の本はいくつもありますが
吉岡和哉さんの「ダイオラマパーフェクション」シリーズは鉄板でおすすめです!
これまで2冊が刊行されていまして
「ダイオラマパーフェクション―戦車模型情景製作完全読本」が1、
そして2が「ダイオラマパーフェクション2 車両・建物編」です!
「ダイオラマパーフェクション―戦車模型情景製作完全読本」
「ダイオラマパーフェクション―戦車模型情景製作完全読本」の内容は、以下の通りです
一つのジオラマ作品の最初から最後までの工程が詳しく解説されています
- 第1章 ダイオラマレイアウト
- 第2章 車両の製作
- 第3章 フィギュアの製作
- 第4章 フィギュアの塗装
- 第5章 橋を自作する
- 第6章 樹木を製作する
- 第7章 地面を製作する
- 第8章 水を表現する
- 第9章 小物の製作
- 第10章 最終仕上げ
- 第11章 完成
吉岡和哉さんがウェザリングに使用している色の選択や順番など、詳しく解説されています
AKインタラクティブをよく使われているんですよね
ハンブロールやタバコライオンなども出てきます
AKインタラクティブやハンブロールは、ちょっと手に入りづらい塗料ですけど、
油絵具でも代用できると思います
フィギュアの加工って、こんなに丁寧にするものだったのか!?
って僕が驚いたページです(笑)
言われてみれば当然かもしれないんですけど、言われるまで全く気づきませんでした(笑)
メチャ丁寧にフィギュアの塗装が解説されています
こんなに色を重ねていくものなんですね!?
橋の加工方法です
こういうのを見ると、やりたくなってしまうなあー(笑)
ジオラマの樹木って作るのが超ムズイんで、
樹木の製作ページは、めちゃ参考になりました
でも真似しても、こんな上手くできないんですよ(笑)
レジンを使った水の作り方、参考になりますねー!
これ、色合いがいいですよねぇー
そうそう、ジオラマのタイトルプレートの作り方も、
何気にこれまで良く分からなかったんで
参考になりました!
「ダイオラマパーフェクション2 車両・建物編」
続いて「ダイオラマパーフェクション2 車両・建物編」です!
内容は以下の通りです
やはり1つのジオラマ作品の最初から最後までの製作工程が詳しく解説されています
- 第1章 レイアウト
- 第2章 車両をつくる
- 第3章 建物を作る
- 第4章 家具をつくる
- 第5章 地面をつくる
そうそう、ジオラマのベースの台座って、何気に作り方が分からなかったんですよ
一枚板だと思ってたんですけど、違うんですよね
これを拝見して、やっとジオラマの台座の作り方が分かりましたよ!
ウェザリングのやり方がすごく細かく解説されています
プロモデラーがどんな塗料を使っているのか?って知ることができるのは嬉しいです(笑)
小物の製作とかでも、テクニックがバンバン出てきます
使っている道具なんかも参考になりますよ
この本を読んで、そっこーで注文した道具が、ちらほらあります(笑)
これは屋根の製作ですね
イラストの図解入りで、建築の裏側を見れた感じです
うーん、作るの楽しそう♪(作るとは言ってない)
あと別ページにある「窓の加工」とかも、すっごい細かいんですよ
もう、密度がすごい!
単なるプラ材が、塗装によって木材に変化していく工程を解説してくれています
ほれぼれするくらい、リアルですぅー(はあと)
使っている色も掲載してくれていますよ
うーむ、この手順を真似れば、こうなる「ハズ」なのだが・・・(笑)
建物の看板広告の製作方法とかも、参考になりますー
でも、簡単には再現できんかった(笑)
石畳って、なんか僕、好きなんですよ(笑)
なんか哀愁を感じると言うか、ロマンを感じると言うか・・・
まぁ僕の話はどうでもいいとして、マンホールの作り方とかも解説されてます
これ自作なんですよ!?すごいよー(笑)
「ダイオラマパーフェクション」はこんな人にオススメ
という感じで、「ダイオラマパーフェクション―戦車模型情景製作完全読本」「ダイオラマパーフェクション2 車両・建物編」を、ものすごくざっくりご紹介しました
実際は、この200倍くらいの情報密度です(笑)
どんな人にオススメかというと、「ジオラマを作りたい人、全て」でしょう
マジでそう思います(笑)
展示会でお話しさせていただいた、ある凄腕ジオラマモデラーさんは「この2冊しか読んでない」と言われてましたよ
製作のテクニックとか工夫とか、道具とかもふんだんに解説されていて、情報の密度がほんと凄いです
一回読んだだけでは、頭に入らないので、とりあえず僕は初見で「ここ重要!」ってところを赤線で引きまくってました
実はこの記事で掲載した写真にも、赤線が写ってます(笑)
Recent Comments