前回に引き続き、道具のお話です!
今回は、僕の持っているツールの中でも
3本の指の中に入るオススメツールをご紹介しますです!
スキヤキヤスリ
金属ヤスリです
ゲート処理や表面処理を行う場合、
僕は通常はタイラー&タミヤペーパーを使用しているんですが
改造などでガシガシ形状を変えたいときには
金属ヤスリを使ってます
この「スキヤキヤスリ」ってのは愛称で、正式には
「ダディズポケット 神戸スキヤキ 特別取扱商品 プラスチック用ヤスリ」
みたいです
なんで「スキヤキ」なんだろ?w
上から幅が広い順に
「P1(20mm)・P2(16mm)・P3(11mm)・P5(7mm)」
という名称になってます
片側側面にもヤスれる面があり、計測したところ
「P1(3.5mm)・P2(3.0mm)・P3(3.3mm)・P5(2.4mm)」
でした
片側にマスキングテープを巻いて持ち手にしてますけど
この下にもヤスリが隠されてますw
金属ヤスリはいくつか持っているんですが
このスキヤキヤスリは切削性が物凄くいい!
切削面もきれいで、そのまま塗装に入れるくらいのレベルです
擬音として表現するなら「ヌルヌル」削れるって感じw
なんかプラに吸い付くようにめっちゃ削れるんで、
扱いはちょっとばかりピーキーといえばいいのか、
ゲート処理で使うと誤ってパーツを傷つけてしまうことも・・・w
ちょっと試してみましょうか
このジャンクパーツのゲートを
軽く削ってみよう
撫でるように5回ほど軽く押しただけで
ゲートだけでなくパーツまで持っていきやがったぜ!
って、ワザとやったんですけどねw
写真でわかるかなあ?
バンダイエッジがなくなってますよ
スキヤキヤスリのホームページのリンクを貼ろうとすると
どうもエラーがおきますね(2014/11/13現在)
今は「柄沢ヤスリ 五万石 プラスチックヤスリ」という名称で
取り扱っているみたいです
ついでに、金属ヤスリの手入れについて紹介してみよう!
目が詰まってきたらワイヤーブラシで
ヤスリ目に沿ってプラカスを払い落とします
これで割と切れ味が復活するんですが・・・
こういう試験管にツールクリーナーを入れた
「洗浄ビン」を用意しとくと、もっといいですよん!
これは横山先生のモデリングブックで知りました
最近発売されたモデリングブック2では、
どうやら先生、ビンを何度か割ってしまったご様子ですw
試験管の底にクッションを入れておこうと書いてあったので
僕もその通りにしますw
キムワイプでも入れておこう
よし、これで夜も安心だ!(←だまれ)
ドボーン
こんな感じでツールウォッシュで洗浄することで
切れ味が新品同様に戻りますよ!!
ちなみに、フタはゴム製でしっかり締めているんですが
いつの間にか容量が減っているんですよ。。。
ほんと、いっつもそうなの!
小人さんが飲んでいるんでしょうか??w
ちなみに試験管はハンズで買いました
スジボリ堂 BMCタガネ
出ました!BMCタガネ!
これも3本の指に入るオススメツール!
スジボリのためのツールですね
これ、いいツールなんですよー
しっかりラインを入れることができますよ
誤って一回はみ出しただけでも
ラインが入ってしまうという切削性の良さw
僕は0.15mmと0.3mmを使っています
最近、0.5mmも欲しくなってきました
ていうか、もう全種類欲しいねw
たとえば、これはMGキュベレイなんですけど
0.3mmでスジボリしてますね
0.3mmはMGに丁度いいかなって感じの太さですね
これは、グフR35のスネの部分なんですけど
0.15mmでマイナスエッジを彫ってます
元々一体成型なんですけど
別パーツで構成されているように見えるよね?
こんな風に別にスジボリを入れなくても
役立つツールなんですよ
参考になるか分かりませんが
それぞれの太さがどのくらいなのか?
ってのを確認できるように
プラ版に彫ってみました
デザインナイフ、0.15mmタガネ、0.3mmタガネ、オルファのPカッター(S型)
の4種類です
それぞれ、軽く3回ケガいた後にスミイレしてみました
デザインナイフと0.15mmはパッと見、
そんなに違わないように見えるけど
よく見ると0.15mmで彫ったラインの方がキレイに見えるなー
これは彫った面が、
ナイフが▼なのに対して
タガネは■だから
だと思いますー
これはノコギリですね
幅0.1mmで切れるという、驚きの性能を持っています!
さっき紹介したBMCタガネ0.15mより細いねw
擬音として表現すると「ヌルリ」って感じで
パーツに入っていきますよw
感触がなんか気持ちいいんですw
開封して手に持った瞬間に
「あ、これはいいものだ」
って思ったのが印象的だったなー
ちょっと切ってみましょうか
さっきのジャンクパーツに・・・
ちょっと刃を入れてみました
ヌルりと切れていきます
写真で切れているの分かるかな?
それくらい細いんだよね
0.1mmのスジボリとしても使えるね
そのまま刃を入れていってサクッと分割しました
また、つまらぬものを斬ってしまった・・・(←だまれ)
うーんキレイな切断面ですなー
これ、そのまま元に合わせられますよ!
ほら!こんな感じにピッタリ!
接着はしてないよ
これは素晴らしい切れ味ですな!
このハイパーカットソーはいくつか種類が出ていて
僕は金属線も切れる「0.1PRO-M」というのを買ったんですが
これ一つだけ注意点があって、背金がジャマして
8mmくらいまでしか切断できないんです
だからウデとか足とかそのまま輪切りにぶった切る、
ということができないんです
金属用だから仕方ないねw
なので次はレジン大物用の
「ハイパーカットソー0.15 PRO-C」というのが
欲しいなーって思ってます
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ウェーブ レザーのこ&カッティングガイドボックス
あとウェーブのノコも持ってますので、ついでにご紹介
これは切り幅が0.4mmでハイパーカットソーには劣るんですが
木材を切るときに便利なんでよく使ってますね
カッティングガイドボックスが
なかなかいい仕事をしてくれるんですよ
こんな風に切りたい幅を固定しておくことで
幅が均一なパーツを真っ直ぐ切り出すことができるんで
量産するのが楽ちんなのだー!
なんか気が向いたんで
筆置きを作ってみたw
ということで3本の指ツール+αをご紹介しましたー
他にも紹介できるツールはまだあるよー
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