さあ、塗装するぜーっ!
と思って塗料のビンを空けてみたら・・・
ぎゃー、塗料が無いー!
いや、違う
そうじゃなくて、塗料が固まっとるー!
そんなことが起こってきます
今回は塗料が固まってしまった時の復活のやり方の話です
まぁ簡単なんですけどねw
なんで塗料が固まるの?
ここからは僕の想像も入ってるので
間違ったところがあったらごめんなさいです
まず、なんで塗料が固まるのか?
についてですが、
それは「シンナーが揮発するから」ですね
じゃ、なんでシンナーが揮発するのかというと
「ビンのフタを開けたから」です
それを防ぐために店頭では塗料のビンのフタを空けちゃ
いけないことになってます
ていうかフタを空けても撹拌しないと
本当の塗料の色の確認はできないんですけどね
だからフタを開けたくても開けちゃダメですよー
っていうか、それは意味のない行為なのです
ちなみにクレオスとタミヤの塗料は
フタがサンプル色になってるんだけど
ガイアノーツとかフィニッシャーズの塗料は
色味が分からなくて残念なんだよねー
全ての色のサンプルを用意してくれている
店頭ならいいんだけどなー・・・
塗料の固まる速度について
一回、フタを開けたらそこから揮発が始まります
その速度についてなんですが
どうも塗料をビンの半分以上使ったら
スピードアップしている気がします
これビンの中の塗料と空気の比率で決まるんですよね
あんまり塗料を使ってなければ
ビンの中の空気が少ないから揮発のスピードが遅くて
たくさん塗料を使えば空気が多くなるから
揮発が早まるんじゃないか?と思います
でも揮発しているのはシンナーであって
色の元となる顔料は揮発しません
だからこそ「塗装」できるのです
「復活」できる塗料の種類
- 水性塗料
- ラッカー塗料
- アクリル塗料
- エナメル塗料
ってあるんですが
とりあえず復活できるのは「ラッカー」です
他の塗料については、わからん!
できる気もするし、できないかもしれないです(笑)
塗料を復活させる方法
前置きが長くなりました
やり方はカンタンで
クレオスの「真・溶媒液」を入れるだけ!
それだけです!
なんか、もったいぶってスマンw
普通のうすめ液でも一応復活させることはできるんですけど
あまりにドロドロになってしまった塗料は
「真・溶媒液」を使った方がラクですね
入れて放置しておけばいいんです
ちょっと説明文を引用してみると・・
●溶剤が揮発した塗料は、樹脂分が固まりはじめており、希釈用の薄め液では、固まった樹脂分を溶解することはできません
●本製品は、溶剤分が揮発して粘度が増したり、ボトルの中で固まってしまったMr.カラーに混ぜることで、もとの状態に復活させる溶解補充液です
●うすめ液ではありません
とあります
これ、まだ試したことはないですけど
ガイアノーツのラッカーにも絶対使えますよ
説明文に書いてないですけどね(←当たり前だ)
使い方ですけど
塗料ビンに「真・溶媒液」を入れて一日放置するだけです
説明文には
- 水あめ状の場合は塗料2に対して「真・溶媒液」を1
- 固まっている場合は塗料1に対して「真・溶媒液」を1
- 塗装に適した濃度にするにはうすめ液を加える
- 溶解には時間がかかるので少しづつ「真・溶媒液」を添加する
と書いてあります
まぁ希釈率は説明文を参考にテキトーで大丈夫です
「真・溶媒液」を入れて放置しとけば・・・
じゃーん!復活しますたー!
この状態から普通のシンナーを使って
筆塗装なりエアブラシ塗装なりの濃度に
希釈をすればいいのですな
と、そんな感じで
固まった塗料を復活させる方法、
参考になれば幸いでござる!
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