「失敗が怖いなー」そんな心理に使える思考のテンプレート失敗を恐れない方法

「失敗が怖いなー」そんな心理に使える思考のテンプレート　失敗を恐れない方法

よく「失敗を恐れずに」とか「失敗は成功の糧」とか言いますよね？

それは本当にそうだと思うんですけど、
でも人間って、本能的に失敗を避けるようになっているんですよね

「失敗を恐れてはいけないことは分かる、
わかっちゃいるけど、でも失敗するのは怖いのだ！」

こんな風に、頭では分かっているけど
失敗が怖くて行動にブレーキがかかってしまう、、、
うわーん、どうしよう、たすけてよー、ド○えもーん

そういう時に引き出す思考のテンプレートが「すべては実験」です
失敗を恐れなくなるので、僕のお気に入りです

今回は失敗を恐れない方法についてお話ししてみますね

思考のテンプレート「全ては実験」

とりあえず実例を出してみますね
僕が過去に作ったプラモデルの作品写真です

これ、作ってこんな感じで塗ってみたんです
迷彩色のつもりで塗ったので、塗ったときはこれでいいと思っていたんですけど、
展示してみると、背景と同化しすぎて、全く目に入ってこないことが分かりました
展示作品として目に入ってこないのはいかんな、と思いました

とりあえず、この作品には「明度が足りない」ということが分かりました

「明度が高い」というのはフックになるんですね
これは横山宏先生から教えていただきました

そこで明度を上げて塗り直しました
これ、前の塗装を上から塗りつぶしているんです
別にシンナー風呂とか、やってないですね

僕としては「明度を上げたら、どう見栄えが変わるんだろう？」と
実験するようなつもりで塗っています
プラモデル初心者の方はビックリされるかもしれませんが、
このように一度完成した作品でも、気に入らなければ、全然塗り直していいわけです

もう一個、ご紹介してみます
これは、僕が筆塗りをはじめて、初期の頃に作った作品です

部屋に飾って数年が経過しまして、ふつふつと
「今ならもっとうまく塗れるんじゃないか？」と思ってきました
ただ、その思いが勘違いの可能性もあるので、
本当かどうか確かめるべく、塗り直してみました

これも前の塗装の上から新たに塗り直しました

塗り直して、良くなったかどうかはさておき、
僕がここでお伝えしたいのは、
「別に塗り直すことを推奨しているわけではない」ということです

「行動」ではなく「思考」が大切みたいですよ

塗り直すというのは「行動」の話なんですね
僕がここでお話ししたいのは「行動」ではなくて、
その行動を起こす元になった「思考」の話です

「塗り直す」という行動の元になっている思考、
それが「すべては実験」です

実験なので、ある意味、失敗は無いんです

仮にうまくいかなかったとしても、別にいいんです

それによって得られる情報があれば、それは成功なわけです

経験や情報を得ることが目的であれば、どんな結果でも成功なわけです

だから「もったいない」とか「失敗が怖い」とか思わないんです
失敗を恐れるも恐れないも無い、っていうか、「すべては実験」なんだから、そもそも失敗がないんです
「結果に期待しているのではなくて、過程を楽しんでいる」という感じですね

・・・などとエラそうなことをいってますけど、僕も失敗して凹むことはあるんですよ、だって人間だもん

ただ、以前の記事「誰もあなたなんかに興味は無い」って言われても泣かないで（思考のテンプレートその4）」でご紹介した「離見の見」という思考がありまして、失敗して落ち込みながらも、同時にそれを上から冷静に見ている自分も存在しているんです
「この失敗は、一体、何を僕に教えようとしているんだろう？」とか「この失敗を、逆に成功させるためには、どうすればいいだろう？」ということを考えますので、やはり失敗は無い、と言えます

この「すべては実験」というテンプレートは、ほんとにおすすめで
いろんな行動のブレーキが外せます
プラモデルだけでなくて、いろいろ応用ができますよ

ちなみに僕は、自分の身体を使っていろんな実験をしてます
僕は性格がひねくれているので、世の中の「常識」とされている情報が、
すべて正しいとは限らないと思っているのです(笑)
それで僕が確かめたいと思ったものに関しては、
本当かどうか確かめるべく自分でいろいろ実験をしています
ここで具体例は言いませんけど、いろいろ分かってきましたよ