困ったときとか、つらいときとか、何か予想外の事態に出くわしたときとか、
そんなときに引き出す「思考のテンプレート」ですが、
一見、「明るいもの」と「ダークなもの」があります
例えば「ありがとうって言う」は、「明るいもの」ですし、
「誰もあなたなんかに興味はない」は、「ダークなもの」に分類されるかと思います
でも、実はすべて前向きなものとして使えるものですので、
決してニヒリズムに陥らないようにするのが大事ですよー?ってここで強調しておきますね(笑)
さて今回の思考のテンプレートは「他人はあなたの思い通りには動かない」です
ニヒリズムに捉えちゃダメですよ?(笑)
相手に期待しない生き方もあります
「他人はあなたの思い通りには動かない」
これはどういうことかと言いますと、「相手に期待をしない」ということです
前回の「誰もあなたなんかに興味はない」と被っているところがかなりありますが、
人は対人関係で「相手にこうして欲しい」という欲求を常に持っています
ピグマリオン効果
ちょっと脱線しますけど、例えば心理学で「ピグマリオン効果」と呼ばれている現象があります
これは何なのかと言いますと、簡単に言うと「褒めると伸びる」ということです
相手に「あなたはすごい、あなたはできる」と前向きな言葉をかけることで、
相手が「そうか、自分はできるんだ!」と自信を持ち、その結果、本当にそれができてしまう、という相手の潜在能力を引き出す方法です
言葉ってエネルギーなので、本人の錯覚とかだけじゃなくて、そういう言葉をかけることで相手に変化をもらたすことができるんです
言葉には本当にそういう力があるんですね
だから良い言葉って、言った方も言われた方も、気持ちよくなります
褒めるというのは、とても大事なことなんですね
だから「ピグマリオン効果」なんて言葉は覚えなくてもいいですけど、
「人を褒めることが大事」ということは覚えておいた方がいいですよ
それから自分が褒められることなんて期待しないでください、無駄です(笑)
ただ自分を信じていればいいんです
なんで常識ないの?バカなの?
で、本題に入りますが、例えば何か他の人に「こうしてほしいな」と思っていることがありますよね?
例えば何でしょう?
「ちゃんと宿題してね」とか「ちゃんと時間を守ってね」とか「マナーを守ってね」とか、そんな感じでしょうかね?
「私の言うことはちゃんと聞いてね」という内容ですね
これを思うことは当然で、そのこと自体は悪いことではないです
ただ、「○○してほしい」と思っているのに、相手がそれをしてくれなかったら、どうなりますか?
ストレスになりますよね?
「なんでこの子は、いつも宿題をしないの!?」イライラ・・・
「なんでこの人は、いつも遅刻をするの!?」イライラ・・・
「なんでこの時代に、人前でタバコ吸うの? 常識ないの?バカなの?」イライライラ・・・
こんなストレスや不満を持ちますよね?
ストレス・不満を解消する方法
でもですね、良く考えてみると、これってすごく損なんですよね
そのストレス・不満って、相手は持っていないんですよ
そのストレス・不満は、あなた自身の中にしかないんですよ
そしてそのストレス・不満は、あなたの「こうして欲しい」という思いから発生しているんですよ
そして、ストレスや不満を抱えていると、人は病気になります
実は病気って、自分で生み出しているものなのです
(僕は医者ではないので医学的に間違ってるとか言わないでください。泣きます。)
それで、そのストレス・不満を解消しようとして相手に注意しますよね?
当然だと思います
それで上手くいく場合は、もちろんあります
でも往々にして、その言葉ってストレスや不満という負のエネルギーをもっているので、相手は本心では受け入れないんですよ
だって、そんな負のエネルギーを受け取りたくはないですから
ですから表面上は、その言葉に従っているかもしれないけど、
内心では「うるさいな」「嫌な奴だな」と思ってしまうわけです
こうなると良好な人間関係が築けなくなります
そこで、そんな事態に出くわしたとき、「相手に期待しない」わけです
正確に言うと「相手はあなたの思い通りには動かない」ことを認識するわけです
これで1秒でストレスが解消できます
「誠実」の本当の意味
日本人は批判が大好きだといいます
みんな自分が正しいと思っていて、相手が間違っていると思っています
さらにいうなら「あの人は○なところがだめ」など評論家を気取っています
たぶん、僕もその一人です
「誠実」という言葉がありますよね?
「真面目で正しいことをする」というイメージで使われる言葉です
しかし本当の意味は「思っていることと、言うことと、行うことが一致している」のが誠実という言葉の本当の意味です
「誠実な人」とは「思言現が一致している」人のことなんですよ
例えば泥棒は悪ですが、ルパン三世は誠実なんですよ
あの人は何も盗んでいないと思われつつ、心を盗んだじゃないですか?
まぁそれはどうでもいいとして、表で人受けのいいことを言って裏で陰口叩く人より、泥棒であるルパンの方が誠実なんですよ
って、かなり支離滅裂に脱線したので話を戻しますが、「人は自分の思い通りに動かない」んです
だって、あなたもそうなんですから
だからいいんですよ、人に期待しなくても、人の批判をしなくてもいいんです
人に期待しなければ、自分は不満な状態になりませんから、損得勘定で「ああ、この人はこういう人なのね」で済ますのはアリなんです
そんなことよりも、その人の好い面を見て、そこだけにフォーカスを当てた方が、気分が良くなりますよ♪
だいぶ支離滅裂なことになったような気もしますが、
今回は「他人は自分の思い通りには動かない」についてでした
ここまで読んでくださって、ありがとうございました
Recent Comments