前の記事でヴィネットの制作記をしたので
今回は本体のグローサーフント「アルタイル」の
塗装についての制作記、いきます!
全体を組んで、まずタミヤのラッカーパテで全身を塗りたくりました
奥まったところはガイアノーツのフィニッシュマスターを使ってますが、
基本は指で塗っています。
ラッカーパテの鋳造(ちゅうぞう)表現は、
筆より指のほうがいいんです!
これは、自分でやってみればわかります
楽だし、表現をつけやすいし、早いのです
それに、やってて楽しいのは筆より指ですね
筆だと洗わないといけないけど、
指なら洗わなくていいしね
あ、僕はゴム手袋をつけてやってますからねw
(でも、ほんとは生の指が一番いいですね、生指が一番いい)
指を使うといい、というのは「平田ガンス」で知りました
この動画は素晴らしいので、未見の方は必見ですよ!
下地をマホガニーで塗り塗りです
塗料は薄め液で薄めに溶いています
「希釈率は200%くらいですかねー」(笑)
発色させるつもりで塗ってません、筆ムラも気にしません
色が少しでも乗れば、それでいいのだ!
どうせこのあと何度も塗り重ねていくから関係ないのだー!w
ちなみに筆塗りの希釈の溶剤ですが、
最初はガイアノーツのエアブラシ用を使っていたんですが、
最近はクレオスの薄め液にリターダーをいれたものを使ってます
筆塗りは、自分自身、まだまだ全然わかっていないので、
あんまりやり方を紹介できないんですけど、
どうも、後者のほうが乾燥が早い気がするので使いやすい、かなー?
内部フレームにはジャーマングレーとクリアブラウンを
テキトーに混ぜたものを、
塗るというより置いていく感じで
塗っていきますよ
しっかり混ぜないで、テキトーにザックリ混ぜる、
塗るんじゃなくて、置いていく、
という感じにすると、なんかいい感じになるんですよー
組んでみた
カッコいいじゃん!!
濃緑色(川崎系)とジャーマングレーをテキトーに
ジャーマングレーと色の源シアンをテキトーに
なんか迷走しはじめていますww
さらにジャーマングレーを重ねる。。。
おれはいったい、何がしたいんだ??
オリーブドラブとジャーマングレーをまぜて塗り
そのあとダークシーグレーで迷彩の下書き
315番のグレーで迷彩を描く
んー、もっと明度の差をつけたいなー
ここまで、一つの塗料皿で塗料を継ぎ足しながら
塗っていきました
でもさすがに発色しなかったので、
新しくペーパーパレットの上に塗料を出して、
さらに塗ります
アーヤッチャッターヨーって感じ?w
いや、このあと汚していくから、
これくらいの明度差でいいはずじゃて!
と、自分に言い聞かせてます、はい
アクリルのイエローとレッドを混ぜて識別帯?認識帯?
どっちか忘れたけど、とにかくラインを引いていきます
ラインの境界線のとり方ですけど、
はじめマスキングテープでアタリをとったあとに2回くらい塗り
そのあとマスキングテープをとって、
8回くらい塗ってます
じゃないと発色しないんだよ!
ちなみに、以前マスキングなしでラインを引いたら
ラインがゆがみました
あと、マスキングを貼ったまま最後まで塗ると
マスキングの中まで塗料が入り込みました
塗料の段差ができるのがイヤなので
途中で剥がすといいと思います
デカールはったよー
ちなみに、マシーネンクリーガーのキットって、
パッと見、デカールの数は多く見えないんですが、
貼ってみると、結構、量があるんです
でも、多く見えないのは、たぶん、
横山宏先生の造形センスと、デカールのデザインと、配置が優れているからです、きっと
これを僕は「横山マジック」と勝手に呼んでいますw
デカールの赤の色が今回のイメージと少し異なったので
筆で塗りました
僕はこういう細かい塗装が上手くないんですけど、
上野文盛堂のスーパーセーブル10/0を先日導入したおかげで
だいぶ楽になりました!
写真が回転できない、すみません
このあと
フラットクリアーなめらかでコート、
エナメルでウォッシング、
再度、フラットクリアーなめらかでコート、
ラッカーでドライブラシ←これ、すごく苦手、ってか、いまだにコツがつかめない
のあとに、アクリルの黒と茶を混ぜて、
アクリル溶剤で希釈してドライブラシ気味にフィルタリングしたら、
乾いたカスがチッピング風になりました
これ、意図していない表現だったので、気に入って、
今回はチッピングは入れずに
これでいくことにしましたー!
そのあと、
油彩で影の部分を描いたり
サビ表現でパステルを溶剤で溶いて塗ったり
コピックでバーニア塗ったり、
して、完成としました!
「夜中にコイツが勝手に動き出したら、
怖いけど、なんかワクテカだなw」
そんな妄想をしながら作りましたw
動きながらブシューとか言ってほしいよw
(追記)
ぶはぁ!!
横山宏先生から直々にコメントをいただけて
鼻血が出そうに嬉しかったので
ここに保管しておきます!
横山 宏先生 「ブログ拝見しました。なかなかいいです。○○さんの塗り方は油絵を一度でも描いたことがあれば、それとほぼ同じなのにプラモだけの人には抵抗があるようです。「指」「ブラウン系下書き」これで、精神的にリラックスできてそのあとスイスイ筆が運べるのです。これもモデリングブック2に書いておこうっと。」
横山 宏先生「このアングル死ぬほどカッチョイイ。バケモンって感じ出てます。」
横山宏先生「これもサイレントヒル的に素敵です。写真が見切れていて迫力満点ですね。」
ぼく「先生、実はサイレントヒル的におどろおどろしくしたかったんですけど、最初にイメージしたよりまだ足りないので、今後もっと怖いのに挑戦したいです!」
横山宏先生「 じゃあ狙い通りじゃないですかあ。これ以上恐いと、ほんとに恐いので、泣く人でるよ。」
横山 宏先生「これはいいなあ。」
んー、いまいちイメージしたのには足りないんですが、
まぁ今回はこれで許してやろう(おれを)
ちなみに今回作ったアルタイルですが
グローサーフントという機体の、宇宙用バリエーションということで
スタビライザーとバーニアがついてます
ぼくね、このスタビライザーってカッコいいと思うんだよねー!
なので今回は地上ヴィネットにもかかわらず
アルタイルにしましたw
地上用に、また別の機体が2つあります
詳しくはハセガワ様のホームページにいくといいです!
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